おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

2020シーズンのおこしやすを振り返る

試合が全て終了ということで

 

おこしやすの試合が全て終わり、今シーズンのチームを見る機会はもうありません。

 

とても名残惜しいので、今シーズンのチームを勝手気ままに振り返ります。

 

まずGK編

 

出場試合数やプレー時間については、記録を確認できるリーグ戦1〜7節、京都FA杯決勝大会、天皇杯1回戦の合計10試合でカウントしました。

 

1  三宅貴憲 3試合/270分出場/警告1

      メンバー入り7試合

 

21  本吉勇貴 7試合/630分出場

       メンバー入り2試合

 

24  角屋諒 出場なし

      メンバー入り1試合

 

今シーズンもスタートは三宅選手がスタメンでしたが、本吉選手がその座を奪いました。

 

本吉選手はビッグセーブで何度もチームを救ってくれました。

技術的なことは分かりませんが、三宅選手も、本吉選手に勝るとも劣らないGKです。

実力が拮抗するGKをサブメンバーに置けるということは、チームにとっては、とてもありがたいことです。

 

ただ、サブに回らなければならないGKとしては、忸怩たるものがあるでしょう。

どの試合もスタメンの座は一つしかなく、途中交代もほぼない、このポジション。

厳しいです。

 

そして角屋選手。

今シーズンの成績を書くときは胸が痛みました。

角屋選手のキックは、3選手の中で一番安定していると思ってます。

本吉、三宅選手との差が、それほど大きいとは思えません。

リーグ戦が短縮されなければ、きっと出場機会があっただろうと思います。

最もコロナウィルスの煽りを喰った選手かもしれません。

 

3選手とも、来シーズンのおこしやすを支えてくれることを願っています。

おこしやす2020第7節

引き分けました

 

おこしやすは、10月3日、TIAMO枚方枚方市陸上競技場で対戦しました。

 

僕は、前節和歌山戦の劇的な勝利を見て、急遽枚方市陸上競技場に駆けつけ、全力で念を送り続けました。

 

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しかし、思いは届かず、試合は2-2で引き分けました。

 

この試合の結果、おこしやすは勝点11で4位となり、JFL昇格チームを決める地域チャンピオンズリーグへの出場は叶いませんでした。

 

そして、今シーズンは関西サッカーリーグ所属チームのカップ戦であるKSLカップも中止が決定しているため、おこしやすのシーズンは終了しました。

 

今はただ悲しく、切なく、辛いです。

 

スタメン

 

スタメンは以下のとおりです。

 

 

並びはこんな感じですか。

 

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いつもどおりの4-4-2。CBは榎本-村上のコンビです。信頼が厚いですね。

大原選手が左SBでリーグ戦初スタメンです。

対する枚方は4-1-4-1でしょうか。

 

試合経過

 

試合は、おこしやすが高い位置からのプレスで主導権を握りました。

 

枚方はロングボールをおこしやすDFライン裏に入れ、曺永哲選手にボールを集めて打開を図ります。

 

おこしやすは中盤のパスミスからピンチを迎えることはありましたが、本吉選手の好セーブにより無失点で切り抜け、前半終了間際に先制します。

 

 

良い時間帯に先制し、そのまま前半終了。

 

 

後半開始時の選手交代なくキックオフ。

 

 

後半は、枚方がもっと攻勢に出るのかと思っていたのですが、前半同様、おこしやすが押し込む形で試合が進みます。

 

そして待望の追加点。

 

 

FWが作り出したチャンスをオフェンシブなMFが決める理想的な展開での得点でした。

 

しかし、この後CKから失点します。

 

 

追加点からすぐの時間帯での失点は痛かったですね。

 

おこしやすもすぐに手を打ちます。

 

勝又選手→高橋選手

 

高橋選手は勝又選手と同じFWの位置に入りました。

 

さらにサバン選手→尾本選手

 

この交代で、おこしやすは3-4-3に並びが変わりました。

 

こんな感じかと。

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失点前に枚方に選手交代があり、枚方のシステムが変更になったのか、マークが曖昧になっている様子があったので、それに対応するための交代かと思います。

 

更に村上選手→酒井選手。

 

村上選手が足をつっている様子があったので、そのための交代でしょう。

酒井選手は中盤に入り、清水選手が村上選手のポジションに入りました。

 

さらに萩原選手→堂安選手。

 

萩原選手の運動量がやや落ちていたので、フレッシュな堂安選手を投入し、プレスを継続する狙いでしょうか。

 

そしてイブラヒム選手→原選手。

 

これも同様、疲れの見えるイブラヒムを下げ、原選手を投入することで、プレスを継続し、追加点を狙うための交代だと思いました。

 

しかし、交代は実らず、アディショナルタイムに入った直後にCKから失点してしまいました。

 

 

アディショナルタイムは6分。

選手たちは最後まで走り続け、CKから榎本選手がゴール前でシュートを放つなど決定機を作りましたが、得点には至らず、引き分けに終わりました。

 

 

雑感

 

とにかく残念の一言です。

この試合、おこしやすがほぼ主導権を握り、狙いどおりのサッカーができていたと思います。

それでも勝てませんでした。

 

もちろん枚方は強豪チームなので、簡単に勝てるとは思っていませんでしたし、CKから2点を挙げるあたりはさすがですし、枚方というチームの実力を思い知らされました。

 

仮におこしやすが勝っていたとしても、おこしやすよりも上位にいたL京都とハリマが共に勝ったので、おこしやすの地域CL出場は叶いませんでした。

 

わずか7試合の短期決戦で2敗してしまったのが最後まで響きましたね。

 

結果は残念でしたが、今シーズンも、おこしやすのサッカーには楽しませてもらいました。

どのチームよりも魅力的なサッカーでした。

特に、最終戦枚方戦では、試合を見ていて痺れる感覚を久々に覚えました。

こんな感覚を覚えたのはいつ以来か、思い出せません。

悲しんだり、落ち込んだりがありますが、それも含めて、こんなに感情をかき立てられるものがあるということは幸せなことだと思います。

 

おこしやすのシーズンは終わってしまい、まだ来シーズンのことは何も分かりませんが、選手・スタッフの皆さんには感謝の気持ちしかありません。

 

おこしやす2020第5・6節

 

負けて勝って

 

9月20日、26日、おこしやすは、それぞれ関大FC2008、アルテリーヴォ和歌山と対戦しました。

 

関大FCとの一戦は橿原公苑陸上競技場で行われ、0-1で敗れました。

 

僕は現地で負けを見届けました。

 

ピッチの様子

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この試合は、何度も惜しいチャンスがありながらも、それを決めることができず、前半の失点を取り返せないまま負けてしまいました。

 

サッカーではどうすれば点が取れるのか、考えさせられる試合でした。

サッカーを見ていて、よく分からんけど得点が入るシーンを多々見かけます。この試合でも、おこしやすはそれなりにゴール前でシュートを放っており、そのうちの1本くらい得点になってくれてもいいんじゃないかとは思いました。

さりとて、完全に相手を崩したシーンがあったかと言われると、それほどでもなく、どうすれば得点できたのか、僕には答えが見出せませんでした。

そういう意味で、気持ちも考えもスッキリしない敗戦でした…

 

この試合を終えて

 

この試合後の順位はこのようになりました。

 

1  枚方 勝点11  得失点差+8

2  関大 勝点8    得失点差+1

3  和歌山 勝点8 得失点差-3

4  ハリマ 勝点7 得失点差+1

5  L京都 勝点7  得失点差0

6  お京都 勝点7 得失点差-1

7  飛鳥 勝点4   得失点差-1

8  滋賀 勝点2   得失点差-5

 

負けられない戦いを落としてしまい、リーグ優勝だけではなく、昇格のために2以下に入ることも見通せない状況になりました。

 

第6節

 

そんな厳しい状況の下、リーグ戦第6節・アルテリーヴォ和歌山戦が、アクアパルコ洛西で行われました。

 

僕はKSLTVで観戦しました。

 

スタメン

 

スタメンです。

 

スタートの並びはこんな感じでした。

 

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これまで同様4-4-2。CBが天皇杯奈良クラブ戦以来の尾本-有薗のコンビになりました。

前半途中から、寺田選手と勝又選手がポジションを入れ替えていました。

 

試合は、立ち上がりから和歌山ペース。和歌山の各選手は、おこしやすがボールを持つと、全速力でプレスをかけ、おこしやすの選手がボールをコントロールする余裕を与えてくれませんでした。

最初のプレスでボールが奪えなくても、マンマークかとも思えるほど、おこしやすの選手を放そうとしませんでした。

和歌山の勝ちに対する執念を見せつけられる立ち上がりでした。

 

おこしやすは和歌山に主導権を握られ、早々に2失点を喫します。

 

 

 

おこしやすはパスを繋げず、相手DFライン裏にロングボールを入れて活路を見出そうとしますが、和歌山の選手の寄せが早く、打開できません。

 

2失点して、このままズルズルいってしまいそうなとき、おこしやすの選手たちが、全員で円陣を組み、話し合う様子が見られました。

この辺りは今シーズンベテラン選手を補強した効果でしょうか、この後、おこしやすは粘り強く戦い、前半のうちに同点に追いつきます。

 

 

クリア的なボールをイブラヒム選手が競り、こぼれたボールを走り込んだ寺田選手が持ち、早めに中にグラウンダーのボールを入れて、走り込んだイブラヒム選手が倒されて、PKを得ました。

効果的な攻撃がなかなかできない中、イブラヒム選手が何度も高い位置にある相手DFライン裏を狙い続けた効果が出ました。

 

 

有薗選手からのロングボールを右サイドでうまく収めた勝又選手からのクロスを左サイドに駆け上がった平石選手が合わせて押し込みました。

 

何とか前半で追いつき、おこしやすは後半に望みをつなぎました。

 

 

この日は、これまでよく見られた前半途中やハーフタイムでの交代はなく、前半と同じメンバーで後半開始です。

 

後半になっても和歌山の勢いは止まらず、またも先手を取られます。

 

 

和歌山の運動量とスピードは前半から凄まじかったので、早い段階でペースダウンするだろうと思っていたのですが、後半に入っても、和歌山のペースは全く落ちませんでした。

 

おこしやすもそれに対抗するためか、フレッシュな選手を投入して反撃に出ます。

 

寺田選手→萩原選手

 

前半途中から右サイドに入っていた寺田選手と同じポジションに萩原選手が入りました。

 

瓜生選手→大原選手

 

和歌山の早いプレスに苦しんでいた瓜生選手に代えて、より強く守備に入ることのできる大原選手が同じポジションに入りました。

 

この頃になると、さすがに和歌山のプレスに勢いがなくなってきました。

おこしやすのボールに必ずプレスにくるものの、そのスピードが落ち、おこしやすが少しボールを持つ時間ができるようになってきました。

 

そこにこの交代。

サバン選手→高橋選手

 

個人的には、この交代が流れを変えたと思っています。

高橋選手がボールに絡むと、パスのテンポが早くなるし、パスがより左右に散る印象があります。

 

さらに有薗選手→村上選手の交代。

 

ここは疲労などを考慮した交代でしょうか。

 

さらに、切り札の投入!

 

勝又選手→原選手

 

原選手が入ると、複数の相手DFを引き付けることができるので、さらにおこしやすの攻撃の時間帯が増えました。

 

そして、同点ゴールが生まれます。

 

 

高橋選手の右CKからファーにいた澤口選手がきれいなヘディングのゴールを決めました。

 

そして後半アディショナルタイムに劇的なゴール!

 

※勝清水良平は清水良平の誤記

 

中へ入った平石選手から相手DFライン裏に抜け出した清水選手にパス、清水選手が前に出たGKをかわすように右へパスを出し、それを原選手が流し込みました。

 

激戦の末に、おこしやすが勝ちました!

 

 

雑感

 

和歌山のプレスが早く、厳しかったので、とても苦しい試合でした。和歌山の各選手は1人としてプレスを怠らず、チーム全体から勝利への執念を感じました。

おこしやすもプレスをかけ続けたものの、ほとんどの時間で和歌山に主導権を握られました。

これほど厳しいプレスが続く試合は、Jリーグでは見られないと思います。

そんな苦しい試合でありながら、勝利を手にすることができたのは、勝点的にはもちろん、チームに勢いをもたらすという点でも大きいのではないでしょうか。

 

おこしやすは、これだけ苦しめられながらも4得点し、チームの実力の一端を示してくれました。

この流れをリーグ最終戦・TIAMO枚方戦に繋げてほしいですね。

 

現在の順位

 

リーグ第6節の結果、順位はこのようになりました。

 

1  枚方  勝点12  得失点差+12
2  ハリマ 勝点10 得失点差+4
3  L京都    勝点10 得失点差+3
4  お京都 勝点10  得失点差0
5  関大  勝点8  得失点差-2
6  和歌山 勝点8  得失点差-4
7  飛鳥  勝点5  得失点差-1
8  滋賀  勝点2  得失点差-8

枚方が飛鳥と引き分けたことにより、また混戦模様です。4位のおこしやすまで優勝の可能性が、6位の和歌山まで2位に入る可能性があります。

 

おこしやすは自力で2位以内を確定することはできません。

しかし、やるべきことは単純です。

枚方に勝つのみです。

どんな形でも構いません。

どんな得点でもいいんです。

とにかく枚方より1点多く取り、勝ちを掴み取りましょう。

おこしやすの天皇杯1回戦

負けました…

 

9月16日、おこしやすは、天皇杯1回戦で奈良クラブと対戦し、0-1で敗れました。

 

ハリマ戦に続き、この試合も終了間際に失点し、勝ち上がることができませんでした。

 

この試合、僕は仕事をサボって、試合会場の太陽が丘陸上競技場に駆けつけました。

 

証拠写真

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結果は残念でしたが、今シーズン初めておこしやすのサッカーを見ることができました。

おこしやすはいいサッカーを見せてくれたので、満足しています。

 

スタメン

 

まずはスタメンから。

 

 

予想どおり、ハリマ戦から大幅に入れ替えです。

 

並びはこんな感じでした。

 

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奈良クラブの試合の映像を見ると、守備時のDFラインは高く、攻撃時には幅を取り、DFラインから組み立てている様子だったので、おこしやすは、裏に抜けるスピードのあるイブラヒム選手と運動量のある小久保選手の2トップで試合に臨むのがいいのではないかと思っていました。

 

そして、これまで守備固めで投入されていた酒井選手が初先発&水戸から期限付き移籍したばかりの大原選手が右サイドで起用されました。

酒井選手のプレーを長い時間見てみたかったですし、大原選手がどんなプレーヤーなのか知りたかったので、楽しみの多いメンバーとなりました。

 

試合経過

 

試合は、立ち上がり、おこしやすがリズムを掴むべく積極的にミドルシュートを打っていきます。

しかし、ゴール前でチャンスを作ることはできず、次第に奈良クラブのペースになります。

 

おこしやすはイブラヒム選手にロングボールを集めて打開しようとしますが、セカンドボールを奈良クラブに回収され、攻撃の形を作ることができませんでした。

 

しかし、前半半ば過ぎから、おこしやすのプレスがはまり出す場面が見られるようになります。

イブラヒム選手と小久保選手がプレスに行くのに奈良クラブディフェンダーが嫌がっているように見えました。

 

FW2人に合わせて、後ろの選手もプレスの強度を強め、奈良クラブも攻撃の形を作れない状態に。

 

そして、この日も早めに選手交代です。

 

澤口選手→清水選手

 

清水選手は左SBに入り、戸田選手が右SBに回りました。

 

これが功を奏したのか、おこしやすが押し込む展開が続きます。

 

戸田選手のオーバーラップで右サイドを突破したり、イブラヒム選手がドリブルで相手DFの真ん中を割り、シュートするシーンも見られました。

 

しかし、得点には至らず、前半を終えます。

 

 

ハーフタイムには選手交代がありました。

 

平石選手→堂安選手

 

サバン選手→勝又選手

 

現地でこの交代を知ったとき、どんな並びになるのか分かりませんでした。

 

後半キックオフ後、判明した並びがこちら。

 

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大原選手が中盤の真ん中にポジションを取っていました。

サイドの選手かと思っていたら、中もできるんですね。

良い選手が加入してくれました。

 

後半も、基本的におこしやすが押し込む展開だったと思います。

奈良クラブの反撃は、関西サッカーリーグでは見られないスピードがあり、怖さはありましたが、単発的でした。

 

尾本−有薗のCBコンビは、さすがベテランだけあって、安定感抜群でした。

読みがいいのだと思いますが、常に相手より先に動き出し、有利なポジションを取って守っていました。

清水選手も言うに及ばずで、昨シーズンのような守備のスペシャリスト的な働きで、安定した守備に貢献していました。

 

攻撃面では、高い位置でボールを奪ってからサイドに展開し、クロスから得点を狙うシーンが増えました。

 

この後の交代も、より攻勢を強めるためのものでした。

 

イブラヒム選手→寺田選手

 

清水選手→瓜生選手

 

やや疲れの見えたイブラヒム選手に変えて寺田選手が入り、小久保選手と2トップを組みました。

瓜生選手は清水選手よりも高い位置を取り、左サイドからの攻撃を強める意図があったと思います。

 

この後も、寺田選手が左右に動き、チャンスを作りましたが、得点には至らず。

良い時間帯に点を取ることができませんでした。

 

後半35 分過ぎ、おこしやすの運動量が目に見えて落ちました。

何とか持ちこたえて延長戦に持ち込みたいと思っていた矢先、その隙を突かれてボールを奪われ、失点してしまいました。

 

試合後の様子

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雑感

 

おこしやすは、攻守に積極的なプレーで、自分たちで主導権を握るサッカーを見せてくれました。最後まで前からプレスをかけ続ける姿勢には心を打たれました。

そういう意味で、素晴らしい試合を見せてもらって満足しています。

 

でも、強かったのは奈良クラブでした。

さすが上のカテゴリーで戦っているチームですね。

 

試合を終えて思ったのは、勝てなくて残念、ではなく、勝つためにはまだ足りないものがある、ということでした。

それが何なのか、僕にはまだ分かりません。

 

ただ、上のカテゴリーに上がると、このような試合が増えるのだろうと思います。

いいサッカーをしたけれども、結果はついてこない、ということが今後多々あるのでしょう。

それが上位カテゴリーで戦うということですし、それを打開するための策が必要ですし、結果が出ないときに、クラブ・ファン・サポーターがどう対応するのかが試されるのでしょう。

色々と勉強になった一戦でした。

 

監督や選手のコメントが、天皇杯公式サイトに掲載されていました。

天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会が開幕!奈良クラブは終了間際の一撃でおこしやす京都を破る|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

 

気になる選手

 

気になったのは、戸田選手です。

おそらく本来はCBの選手だと思うのですが、頻繁にオーバーラップしていましたし、しかも高さがあるので相手ロングボールを跳ね返せるということで、ボールに触れる機会が多かったと思います。

オーバーラップして、いいパスを受けたときには、もっと自信を持ってプレーしていいと思います。

 

酒井選手も、いい意味でイメージどおりのプレーを見せてくれたと思っています。相手に強く当たれる守備は魅力的です。

 

大原選手も、合流間もないとは思えないほど、チームにフィットしていたのではないでしょうか。プレーの特徴は、労を惜しまない運動量でしょうか?

おこしやすに必要な選手です。

 

清水選手もさすがでした。

左SBとしての起用でしたが、清水選手がいると、守備が安定するのを再認識させられました。

 

あと、尾本選手、有薗選手のCBコンビ、素晴らしかったです。

有薗選手は、試合後のコメントで、「リーグ戦でスタメンに絡めていないので、アピールしたいと思っていた」と話されていますが、良いアピールになったのではないでしょうか。

僕としては、有薗選手・尾本選手は、スタメンに絡めていないというよりも、この先の昇格を決める試合のために温存していると思っています。リーグ戦が当初の予定どおり開催されていれば、出場機会はもっと多かったでしょう。

 

それと、平石選手。

ボールを後ろ向きで受けて、ターンしながら切り返して、相手を一瞬で抜き去るプレーは凄みがありました。

プレーで度肝を抜かれたのは久しぶりのことで、思わず腰が浮きました。

 

チームとしても、各選手の調子としても、上がってきていると思います。

天皇杯が終わり、日程面での負担は軽くなりました。

リーグ戦残り3試合、勝つしかありません!

おこしやすの天皇杯③

いよいよ本戦です!

 

9月16日、おこしやすの天皇杯本戦が始まります。

 

おこしやすは、太陽が丘陸上競技場奈良クラブと対戦です。

 

奈良クラブJFLを戦う格上のチームです。

おこしやすとしては、JFL昇格を見据えて、現状どこまで通用するのか、胸を借りるつもりで戦いたいところです。

 

実際通用する部分はあるでしょうし、通用しない部分もあるでしょう。それをチームとして体感できる絶好の機会です。

ぜひ出し惜しみなく、臆することなく戦ってほしいと思います。

 

連戦になるので、先日のリーグ戦からはメンバーの変化があることと思います。

どんなメンバーで、どんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみは尽きません。

 

いいねをお願いします!

 

ところで、天皇杯公式アカウントで、このような企画が行われています。

 

 

興味を持たれた方は、ぜひいいねをお願いします!

おこしやす2020第4節

引き分けました…

 

9月12日、おこしやすは、服部緑地競技場でチェント・クオーレ・ハリマと対戦し、1-1で引き分けました。

 

試合は後半半ば過ぎにおこしやすが先制したものの、後半45部に追いつかれるという痛恨の展開でした。リーグ戦では勝ち続けたかっただけに、試合終了後から気分は沈みっぱなしではありますが、いつもどおり、試合について書き綴りたいと思います。

 

スタメン

 

この試合のスタメンは、前節のメンバーから若干の変更がありました。

 

 

後藤選手が、京都FA杯決勝以来のスタメンでした。

 

並びはこんな感じでしょうか。

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試合経過

 

試合は前からボールを奪いたいおこしやすと、両サイドで縦に早いボールを入れるハリマという展開で進みます。

 

この試合でも、おこしやすは早めの選手交代を行います。

 

堂安選手→平石選手

※得点の表記は誤記、実際は0-0

 

後藤選手→寺田選手

※得点の表記は誤記、実際は0-0

 

どちらの交代も、選手にアクシデントがあった様子はありませんでした。

また、交代になった堂安、後藤の両選手のコンディションや調子が悪いとも感じなかったので、過密日程を考慮したコンディション維持のための交代なのではないかと思っています。

 

堂安選手は運動量が多く、特に守備で存在感がありました。

後藤選手も、萩原選手のクロスに飛び込む惜しいシーンがあるなど、もう少し長い時間見てみたいと思いました。

 

寺田選手、平石選手は、それぞれ後藤選手、堂安選手と同じ位置に入りました。

 

前半は、両チームとも攻撃の狙いははっきりとしながらも、得点機には至らないもどかしさの残る展開でした。

 

 

ハーフタイムでは、サバン選手→清水選手の交代がありました。



清水選手は、昨シーズンは守備のスペシャリストのイメージが強かったのですが、元々おこしやすの前身であるアミティエ時代には10番を付けていた選手。

守備に気を配りつつ、攻撃にも顔を出す役割が期待されます。

 

 

後半立ち上がり、おこしやすがサイドで人数をかけてクロスを入れる展開が出始めます。

 

そして、残り30分、展開を取りに行くための交代です。

 

この交代で、それまで中盤にいた高橋選手がFWに入り、寺田選手と入れ替わりました。

 

並びはこんな感じ。

 

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勝又−高橋の2トップは初めてでした。

でも、この2トップ、流動的でとても面白かったです。

勝又選手は動いて点を取るタイプのFWですし、高橋選手は運動量も売りのMFなので、両選手が流動的に動いて当然といえば当然なのかもしれません。

両選手が動いて空いたスペースに、萩原、平石の両サイドだけではなく、清水、寺田の中央の選手も入ってくるシーンが見られて、これまでにない動きにはワクワクしました。

 

特に、後半32分、相手スローインからのボールを、左サイドで清水選手が奪い、平石選手が1人かわして、勝又選手にパス、勝又選手から右の萩原選手にパスが通ったシーンは、勝又選手がボールを受けた位置がオフサイドだったため、シュートまで至らなかったものの、新しい攻撃パターンが見えた場面でした。

 

そして、その効果なのか、おこしやすが先制します!

 

 

CKから流れたボールを拾った萩原選手から、比較的フワッとしたクロスが勝又選手を超え、ゴール前に残っていた榎本選手が上手く押さえたボレーシュートを決めてくれました!

 

この後も、お互いチャンスを作りながら点が入りません。

 

終盤、おこしやすの選手交代です。

 

寺田選手→酒井選手

 

途中交代で出た寺田選手から酒井選手へ、ポジションはそのままの交代でした。

狙いは守備固めですかね。

 

しかし、その交代は実らず、終了間際に痛恨の失点を喫してしまいました。

 

 

CKの流れからやり返されてしまいました。

相手選手のダイレクトボレーは見事の一言。

コース・勢いとも、よくコントロールされたいいシュートでした。

 

おこしやすとしては、押し込まれながらも押し返したところだったので、シュートを打たれる前に流れを切りたいところでしたが、できませんでした。

 

その後は榎本選手をFWに上げてパワープレーを試みますが、点を取ることはできず、試合終了。

 

選手は最後まで足を止めずに走り切ってくれました。

 

まだ希望は繋がっています

 

これで、おこしやすは、リーグ戦2勝2分1敗の勝点7となり、順位は4位に後退しました。

 

ですが、この試合の翌日、首位のTIAMO枚方も関大FC2008と1-1で引き分け、首位との勝点差は1のまま変わらず。

 

混戦となった今シーズンの関西サッカーリーグ

おこしやすの昇格の望みも繋がりました。

 

おこしやすのサッカーの内容的には、試合を重ねるごとに安定しつつあるように思います。

リーグ戦首位を目指して、まだまだ戦いは続きます!

おこしやすリーグ戦2020④

3連勝したい!

 

9月12日、おこしやすはチェント・クオーレ・ハリマと服部緑地競技場で対戦します(11:30k.o)。

 

昇格を争うライバルチームとの対戦です。

 

3節終了時点で、おこしやすは2位につけ、勝点差1で首位のTIAMO枚方を追っています。

昇格に向け、TIAMOに引き離されないためにも、この試合に負ける訳にはいきません。

 

しかし、ハリマは、昨シーズンまでバンディオンセ加古川として活動していた、歴史も実力もあるチームです。

所属する選手には実力者が揃っていると聞いています。

現時点では下位に位置していますが、まだ調子が上がっていないだけだと思われます。

 

昇格を狙うチームとの対戦なので、おこしやすがボールを持たれて、守備に回る時間は、これまでの試合より長くなるでしょう。

しかし、おこしやすとしては、自分たちが目指しているサッカーを信じ、不利な状況になっても、慌てることなく、やるべきことをやり切ることを心掛けるべきでしょう。

そうすれば、必ず結果はついてきます。

 

相手を恐れず、攻守に積極的なサッカーを見せてほしいと思っています。

 

今週も無観客…

 

残念ながら、この試合は関係者以外の入場はできません。

 

 

悲しいことですが、仕方ありません。

 

ですが、今節も、KSLTVが試合を中継してくれます。

 

 

ありがとう、KSLTV!

コロナの影響の下、昨シーズン以上にKSLTVの中継のありがたみが身に染みます。

 

この記事を読んでくださった方は、ぜひKSLTVをよろしくお願いします。