おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

第1節終了後のおこしやす

気がつけば

前回ブログを更新してから2週間以上経っていました。10連休中に何回か更新できるかと思っていましたが、普段以上に自分が使える時間がなく、全く更新できませんでした。

ブログをこまめに更新されている方は、どのようにして記事を書いておられるのでしょうか?

秘訣を教えていただきたいです。

 

それはさておき、関西サッカーリーグ第2節が迫ってまいりました。今更ながらですが、おこしやすの第1節を見た感想です。

 

第1節のスタメン

 

この試合、淡路島で行われたことなどから、現地で観戦することができず、YouTubeで配信されるKSL TVで見ました。

まずはリーグ戦第1節のスタメンの並びから。

f:id:himafebten:20190507230634j:image

 

スタートは4-3-3もしくは4-1-4-1でした。

今シーズン最初の公式戦だった京都FA杯京都府警戦と同じ並びです。

 

ただ、しようとしているサッカーには違いがあったように感じました。

 

京都府警戦では、両サイドのMF(この試合では、左エリック、右森崎)がライン際に張り、幅を取ろうとしていたと思います。

攻撃の際は、相手DFラインの裏を狙うよりも、SBからパスをつないで、サイドチェンジを交えつつ、サイドの深い位置からクロスを入れることが多かったと思います。

昨シーズンの終盤は、ラインを高くして相手DFラインの裏にボールを入れ、そのボールを高い位置で回収してサイドハーフから攻撃を仕掛けていたので、この試合では昨シーズンのサッカーとは違うサッカーをしようとしていると感じました。

 

一方、St.Andrew'sFC戦では、相手DFラインの裏、特におこしやすの右サイドにロングボールを入れるのが目立ちました。

St.Andrew'sFCは前からプレスをかけてきますし、DFラインも高めだったので、その裏を狙うのは効果的だったと思います。

その点では昨シーズンのサッカーと似ていましたが、この試合ではサイドを使う意思が強く感じられ、やはり昨シーズンとは違うサッカーを志向していると思いました。

 

〜前半〜

先制点の入った前半13分頃から前半40分頃からまで、1トップのイブラヒム選手が右サイドに流れ、空いたスペースに勝又選手、高橋康選手が入って、イブラヒム選手あるいは森崎選手からの右クロスに合わせる形が何度も見られました。

先制点は、イブラヒム選手が右サイドに流れ、クロスを入れたのに対し、相手がクリアしきれなかったボールを森崎選手がミドルシュートで決めてくれました。

相手がクリアしきれなかったのは、高橋康選手がゴール前に入り、それを相手がマークしようとしたためだと思います。

また、3点目は、勝又選手が左からクロスを入れた際、ニアに入ったイブラヒム選手に相手がついていき、空いたファーポスト付近に入った森崎選手がシュートを決めました。

サイドからの攻撃、特に右サイドからのクロスは何度も見られたので、意図的に狙っていた攻撃パターンなのだとと思います。

 

前半終了近くには、点差が開いた影響もあるのか、時折おこしやすのプレスが緩くなり、前半終了間際の時間帯辺りから、相手に速いテンポでボールを繋がれ、ゴール前にクロスを入れられるシーンがたまに見られるようになりました。

 

〜後半〜

とはいえ、特に問題はなく、後半も、立ち上がりはおこしやすが相手陣内に押し込む展開。

特に後半開始10分過ぎまでは、DFラインの清水、脇、内田の3選手を除く7人の選手がプレスをかけて相手に自由を与えないシーンがあるなど、狙いどおり積極的な守備ができていたように思います。

この守備がイブラヒム選手のロングシュートにつながりました。

 

その後の選手交代で、後半20分頃にはこのような並びになりました。

f:id:himafebten:20190508021004j:image

 

後半24分には、ゴールキックをイブラヒム選手が競り、こぼれたボールを山本選手が左からクロスを入れ、中央に走り込んだ守屋選手が触り、流れたボールをファーに走り込んだ高橋俊選手がゴールに蹴り込みました。

複数の選手が絡んでパスをつないできれいに崩したゴールでした。

後半は、イブラヒム選手は前半ほど左右に流れてくることはなく、中央でボールをさばいていました。イブラヒム選手の動きからして、チームは意図的に前半と後半で攻め方を変えたのではないかと思っています。チームの成長を感じます。また、前半も後半も、ワントップ後方のオフェンシブなMFがゴール前に頻繁に上がり、攻撃に厚みがありました。この辺りが、おこしやすの今シーズンの売りになるのでしょうか。点を取る意思、型が見られて、楽しいです。

 

その後、後半28分になる少し前からフォーメーションが4-4-2に変わります。

f:id:himafebten:20190508212157j:image

 

さらに、後半33分に澤口選手がイブラヒム選手と交代でピッチに入ります。

f:id:himafebten:20190508213446j:image

 

それまでCBだった脇選手が本職のFWに入りました。

 

中央を固め、前からのプレスを強めて、試合を無失点で終わらせるためにシステム変更や選手交代をしたのかな、と思いました。その正確な意図は何だったのか知りたいです。

 

ただ、残念ながら、おこしやすは後半40分に失点してしまいます。

失点のシーンだけ見れば、相手が打ったシュートが他の選手に当たり、ゴール前にいた別の相手選手の前に転がったボールをシュートされたものなので、守備を崩された訳ではありませんでした。

しかし、試合終了間際、ゴール前に人数がいたにもかかわらず失点したことが残念でした。

前半終わり頃から、相手が少ないタッチでパスをつないだり、ドリブルを仕掛けてきたときに、時折相手を捕まえるのに苦労している感があり、失点のシーンでも、うまくボールを奪えないままシュートまで持っていかれました。

 

ところで

 

以前に第1節についてのブログで、「前線や中盤の守備が整理されていない。」などと少しネガティブなことを書きました。

 

その後何度かこの試合を見返したのですが、そこまでネガティブな印象は受けませんでした。これまで同様、選手はサボることなく、プレスを繰り返していました。

 

何で最初にネガティブなことを書いたんですかね?

失点シーンの印象が悪かったので、それに引きずられたんですかね?

何にしても、サッカーを観る目がなくて、すみません。

 

おこしやすの第2節がますます楽しみです。