おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすの第5節

勝ちました!

6月15日、関西サッカーリーグ第5週が開催され、阪南大クラブと対戦したおこしやすは、7-0で勝利しました!

おめでとうございます‼️
ありがとうございます‼️

大差で勝てたことで、得失点差でも有利になりました。

この試合も…

KSL TVで観戦でした。
KSL様、いつもありがとうございます。

現地観戦してないのに試合のことを色々書くのは、我ながらいかがなものかと思いますが、書きたいので、今日も書きます。

試合経過

まずはスタメンです。


3-0で勝利したTIAMO枚方戦とほぼ同じですが、左サイドバックに瓜生選手が復帰し、青木選手がサブに入りました。

この起用を見ていると、石田監督の中では、スタメンは、11人+αで概ね固定されているようですね。結果が出ているので、あるべき姿を見てだと思います。
ただ、今後のリーグ後半戦、全社、地域CLまで見通すと、新たな選手が11人+αに食い込んできてほしいですし、良いチームは自然とそうなるものなので、今レギュラーではない選手にはとても期待しています。

さて、この日のスタメンの並びはこんな感じかと。

前半

試合の方は、キックオフ早々に動きます。


中盤での競り合いでこぼれたボールを清水選手が相手DFライン裏にロングボールを入れ、走り込んだ脇選手が相手ディフェンダーと競り合いながら、左足でゴールを決めました。
おこしやす、開始30秒で先制しました!

早々に追加点が入りました。


相手のマークを外した田中選手が、冷静にコースをコントロールしてゴールを決めました!

立て続けに追加点。


ボールを奪った瓜生選手が脇選手に縦パスを入れ、脇選手が落としたボールを守屋選手が右に展開し、そのパスを受けた山本選手が入れたアーリークロスを脇選手が決めてくれました!

この後、阪南大クラブは主力選手である7番の選手と9番の選手を交代で投入します。
これまでの阪南大クラブの試合を見ていると、CBが開き、7番の選手がその間に降りてビルドアップがスタートしていました。また、前の方では9番の選手があちこちに顔を出し、パスをさばいていて、この2選手が中心メンバーだと思っていたので、先発していなかったのは以外でした。

阪南大クラブの選手交代後、いったん試合は落ち着きますが、前半終了前に、おこしやすが更に追加点を奪いました。


瓜生選手の左CKをペナルティエリア中央で田中選手がヘディングシュート→相手GKが弾いたボールをヘディングしようとした澤口選手の胸に相手選手の足が入り、PKになりました。

前半を見た感想

この試合、これまでよりも各選手のポジションチェンジが頻繁に行われていたように見えました。勝又選手と山本選手は左と右で入れ替わることが多かったですし、守屋選手もFWの位置にいることもあれば、守備的MFの位置でプレーする状況も見受けられました。
半ば頃には、勝又選手と山本選手が2人とも左サイドでプレーするシーンもあったりして、これまで見たことがない状況だけに、なぜそんな並びになったのか、不思議でした。
ですが、よくよく映像を見てみると、高橋康選手、清水選手が右サイドに寄り、バランスを取っている様子で、チームとしてどのようなポジションを取るべきなのか、徹底されている印象を受けました。

後半

前半で大きくリードしたことを受けてか、おこしやすは後半頭から選手交代を行いました。


並びはこんな感じかと。

山本選手が左サイドバックに入ったのが特徴的です。
アルテリーヴォ戦で瓜生選手が負傷して下がった後も、山本選手が左サイドバックに入っていましたが、スクランブル的なものかと思っていました。こうして後半頭から入るということは、おこしやすの戦術のオプションのひとつということですね。

おこしやすといえば、ガーナ人選手です。最近の数試合では、後半にガーナ人選手を投入し、畳み掛けるような攻撃を見せてくれていますが、この試合でも、順次ガーナ人選手が登場しました!

まずは60分頃の脇選手→イブラヒム選手。

続いて清水選手→サバン選手。

そして勝又選手→エリック選手。

並びはこんな感じかと。

途中からは、エリック選手と高橋俊選手が左右を入れ替わっていました。

3選手とも身体能力が高く、スピードがあるので、おこしやすの前線は非常に活性化されました。
相手GKが開いたCBにパスを出した後、イブラヒム選手、エリック選手、青木選手でプレスをかけ、サバン選手が絡め取ったボールを右に流れたエリック選手がドリブルで持ち込みシュートを放った71分頃のシーンなどは迫力がありました。

そして有無を言わさず3点追加です。


サバン選手がカットしたボールを高橋俊→青木→サバンとつないで、サバン選手から出たボールを中央にいたイブラヒム選手が右に流れながらボールをキープし、折り返したクロスをゴール前にいたエリック選手がヘディングで決めてくれました。


相手GKが、ペナルティエリア前にいた相手7番に出したボールをサバン選手が背後から奪い、後ろに回り込んだイブラヒム選手にヒールパスを出し、これを受けたイブラヒム選手が左足で蹴り込んだゴールでした。


山本選手の右CKのファーで内田選手がヘディングで折り返し、イブラヒム選手がヘディングシュート→その跳ね返りをイブラヒム選手が左足で押し込みました!

後半を見た感想

前半からそうだったのですが、後半もこれまで以上に横幅を圧縮し、よりコンパクトな布陣を意識していたような印象でした。
守備時には、ここ数試合のように前からプレスをかけるよりも、少し下がった位置に構え、相手がボールを運んできたらプレスをスタートしているように思いました。その分、攻撃時には、後ろからパスをつないで攻撃を組み立てりシーンがよく見られたように思います。
あと、ガーナ人トリオを投入したときの躍動感は半端ないです。

注目選手

青木選手
この試合は、後半開始からサバン選手が入るまでインサイドハーフの位置でプレーしていましたが、とても面白い起用でした。
青木選手といえば、守備的ミッドフィルダーあるいはサイドバックのイメージでしたが、この試合では、前目の位置で起用されたことで、相手に強く当たることができるという青木選手のプレーの特徴が、より際立っていました。この起用方も、おこしやすの戦術の幅を広げるものだと思います。

山本選手
両サイドの前から後ろまで高いレベルでこなすことができるのを証明してくれました。特に守備力が必要とされる方のサイドに起用されてますし、運動量もあるし、バランスを取ることもできるし、FKも蹴れるしで、監督からの信頼が厚いのもうなずけます。

次の試合は…

レイジェンド滋賀FCと対戦です。
レイジェンドは、今シーズンディビジョン2から昇格したチームではありますが、TIAMOと対戦したときには、敗れはしたものの2点を奪うなど、油断はできません。

ここ2試合の対戦相手のTIAMOや阪南大クラブが、DFラインからのビルドアップを志向していたのに対し、レイジェンドは陣形をコンパクトに保ち、ボールを失うと早めに撤退して守りを固めるイメージがあります。ここ2試合とは全くタイプの違うチームです。
簡単に点を取らせてくれるチームではないので、おこしやすとしては、焦れずに、いつもどおり、縦に速いサッカーをしたいところですね。