おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすの第6節

勝ちました!

6月22日、関西サッカーリーグ第6週が行われ、レイジェンド滋賀FCと対戦したおこしやすは、2-1で勝利しました!

おめでとうございます‼️
ありがとうございます‼️

前節の阪南大クラブ戦での大勝から一転、最小得失点差での勝利となりました。
とはいえ、苦戦することはある程度予想していました。
レイジェンドは、ボールを失うとすぐに撤退し、ある程度引いた場所でブロックを作ります。しかも、そのブロックはかなりコンパクトです。また、これまでの全試合で得点しており、攻撃の型を持っていることは明らかです。

難敵・レイジェンドに対し、おこしやすがこれまでどおり、縦に速い攻撃ができるか、できないときにどう対処できるかが見どころでした。

試合経過

スタメンはこちら。

並びはこんな感じかと。

前半

レイジェンドは、ボールを失った後の戻りが早く、思っていた以上にドリブルを使って攻め込んでくる印象でした。
おこしやすにとって一番相性の悪いサッカーをしてくるな〜、と思っていたら、早々に先制されました。

12分
相手陣内中央付近からDFラインの裏に浮き玉でパスを出され、そのパスからダイレクトでミドルシュートを決められました。

その後は、基本的には相手ゴール前まで押し込みはするものの、決定的なチャンスを作れないまま試合が進みます。

同点ゴールは脇選手の決定力の高さから生まれました。


右サイド浅い位置でクリアボールを拾った山本選手が、ペナルティエリア内左にいた脇選手にクロス→落としたボールをペナルティエリア中央にいた勝又選手が拾い、脇選手とスイッチし、脇選手が左足でゴール右隅に決めました!

前半は1-1の同点で折り返しました。

前半の感想

レイジェンドは、おこしやすのサッカーをよく分析していたと思います。基本的に脇選手には常に2人でマークに行っていましたし、勝又選手、守屋選手が上がっても数的優位を保つよう守備をしていました。
それに対して、おこしやすは、これまで同様、DFラインの裏か脇選手に向けて長いボールを入れて、相手ゴール前にボールを運ぼうとしていましたが、これがレイジェンドの策にはまり込む結果になってしまった、というところでしょうか。
失点シーンは、相手がシュートを打たないことを前提にした対応をしていたところ、予想に反してシュートを打たれたように見えました。

後半

後半開始から、#6青木選手に代わり、#20高橋康選手が入りました。

後半も、前半同様、おこしやすは攻め込むシーンはありますが、得点機を作るまでには至りません。

まずは同時に2人の選手を交代して、流れを掴みにいきます。

57分
#9脇選手→#11イブラヒム選手
最近定番になってきたFW同士の交代です。脇選手の疲労を考慮しての交代でしょうか。
#26田中選手→#18柿木選手
田中選手が少し前のプレーで足首を痛めた気配があり、それに伴う交代でしょうか。
田中選手の状態が気になります。
柿木選手は第1節以来の出場。中盤の守備的な位置に入りました。
田中選手の後のCBには、#30清水選手が入りました。さすがのユーティリティぶりです。

並びはこうなったかと。

この後も、レイジェンドの素早い帰陣とブロック形成により、おこしやすが攻めあぐね、DFラインでボールを回す展開が続きましたが、少しずつDFライン又は中盤の低い位置から逆サイドに対角線のパスが出るようになり、サイドの深い位置からクロスが入り出しました。

そこら辺りが功を奏したのか、おこしやすに追加点が入りました!


追加点につながったCKも、右に流れたイブラヒム選手が入れたクロスが相手に当たり得たものでした。

この後、おこしやすは
69分
#13勝又選手→#25エリック選手
89分
#14守屋選手→#27高橋俊選手
と選手交代し、このまま逃げ切って勝利したのでした。

後半の感想

前半と同じで、レイジェンドによく対策を講じられていたな〜、という感想です。縦に早い攻撃を封じられて、DFラインでパスを回さざるを得ないシーンが結構長く、今シーズン、ここまでの試合では見られない光景でした。
ただ、そんな中でもセットプレーから点が取れるのが、おこしやすの強みです。
とはいえ、昇格を目指すのであれば、この試合の出来では満足できないですね。
試合を終えた選手たちに、それほど喜ぶ様子が見られなかったので、そこら辺は選手が一番よく分かっているんだと思います。
ファンとしては、今後同じような展開になったときに、どんなサッカーで打開してくれるのか、楽しみです。

注目選手

澤口選手・瓜生選手
今シーズンのおこしやすの左右のSBを任されている両選手。試合を見るたびに、攻守の両方で色々な仕事をこなしているな〜、と思います。
守備時は、ボールのないサイドのSBは、ポジションを中に絞った上で、守備的MFの位置まで上がり、1枚の守備的MFの横のスペースを埋めているように感じます。
もちろん相手がサイドから攻撃を仕掛けてくるときは相手のサイドMF又はSBをマークしています。
守備から攻撃に移るときには、中に絞った位置から外側に回り込む動きも、よく目にします。
攻撃時、おこしやすがボールを保持しているときには、ボールサイドのSBはポジションを上げ、MFの選手とともにサイドの崩しに参加しますし、裏に抜けてクロスを入れるシーンもよく見られます。
これまでSBの動きに注目して試合を見たことはないので、どのチームのSBも同じ働きをしてる
ぞと言われればそれまでですが、おこしやすの試合を見るときには、両SBのポジショニング、動きに注目してみると面白いんじゃないかな〜、と思ってます。

僕は、試合の最中は試合の行方が気になって、選手個人の動きに注目する余裕は全くないです(笑)。

次の試合は…

6月30日、いよいよ昨シーズンの優勝チーム、バンディオンセ加古川と対戦します!
またしても首位攻防戦です!
JFL昇格に向けて、負けられない戦いはまだまだ続きます!