おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすを去る選手

辛い季節になりました

 

今シーズンも始まりました。

チームを離れる選手、スタッフの発表の時期です。

 

既に他のチームで引退する選手や契約更新しない選手が発表されていたので、おこしやすでもそろそろかと思っていました。

 

心の準備はしていたつもりでしたが、退団する選手やスタッフの発表を見ると、寂しいものです。

 

今回発表されたのはGKの三宅選手の引退です。

 

 

三宅選手のコメント

今シーズンをもって引退することを決意しました。

この先長く続く自分の人生の為に、サッカーとは違う道に進むことに決めました。

サッカーをやり切ったので後悔はありません。

ここまで大好きなサッカーができたことはとても幸せでした。

 

私は10歳の時にゴールキーパー人生を歩み始めました。

その時に恩師となる川島透コーチに出会い、19年経った現在も時々指導していただいています。

私がサッカーをここまで続けられたのもプロとして歩めたのも恩師との出会いがあったからです。

 

大学を卒業し、ブラウブリッツ秋田に所属しました。Jリーグ初出場や初勝利など、とても緊張しましたが嬉しかったことを覚えています。

藤枝MYFCに移籍した時に出会ったのが当時選手であった添田隆司社長やヘッドコーチだった石田祐樹GM兼副社長でした。

奈良クラブを経て、おこしやす京都ACというチームに加入し、JFL昇格を目指して戦った2年間はとても充実していました。

私のサッカー人生には様々な人との出会いがあり、それぞれの出会いが大きな分岐点でした。

本当に周りの人に恵まれたサッカー人生だったなと感じています。

そういった環境の中でサッカーを続けられた事は自分の人生に置いてとても貴重な経験でした。

ここまで応援してくれたファンやサポーター、スポンサーの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからは違う形で応援してくれた方々に恩返しができるよう頑張っていきたいと思っています。

そしてこれまで所属したクラブがどんどん上に上がって行く事を期待し楽しみにしています。

そしてこれからもサッカーを続けていく戦友達を応援しています。

 

これからはサッカーだけではなく今まで出来なかった事にチャレンジし、また違った道を歩み幸せな人生を過ごしていけるよう頑張ります。

「そういえばあんなやついたなー」と何かをきっかけに思い出してもらえたら嬉しく思います。

サッカーを通して関わった全ての皆様、本当にありがとうございました。

(おこしやす京都公式ホームページより)

 

長いコメントからは、三宅選手の思いの強さが伺えます。

それを知ることができ、ファンとしてはうれしい限りです。

三宅選手は、背番号1にふさわしい雰囲気を備えたGKでした。

安定感のあるプレーで、おこしやすの守備を支えてくれました。

「サッカーをやり切ったので後悔はありません。」という三宅選手の言葉は力強く、そのように言い切れる何かを持っていることを羨ましく思います。

 

そして、三宅選手だけではなく、土師コーチもチームを離れることが発表されました。

 

 

土師コーチのコメント

2年間おこしやす京都ACにGKコーチとして迎えていただきありがとうございました。

 

今年でおこしやす京都ACを退任することになりました。

 

振り返るとアミティエSC京都から6年間お世話になり、大学卒業後2013年アミティエSC京都へ加入させていただき、一度移籍をして翌年に復帰、その後アミティエSC京都で現役引退。

そして2019年からは、おこしやす京都ACにGKコーチとして復帰させてもらいました。

 

サポーターのみなさんをはじめ、チームメイトやおこしやす京都ACに関わるみなさんには感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

また同時に6年間在籍させていただき、JFL昇格できなかった自分の力の無さも痛感しています。

 

この経験をこれからの僕の人生に活かして、自分自身もっと成長していきます。

これからもサッカー、GKについて学び続けていきますので、今後ともよろしくお願いします。

 

みなさんと過ごせた時間は僕にとって宝物です!

6年間ありがとうございました!

アミティエ魂・オールおこしやす最高&大好き!

(おこしやす京都公式ホームページより)

 

僕がちゃんとおこしやすを追いかけるようになって以来、ずっと土師コーチがチームを盛り上げる姿がありました。

 

試合中は、いつも大きな声で選手を鼓舞し、どんなに不利な状況でも変わらず明るさを失わず、それでいて、審判の不利な判定には決して異議を申し立てず、正におこしやすのチームカラーを体現する存在でした。

そんな土師コーチの姿ににどれほど支えられたことか。

 

今後も、サッカー、GKについて学び続けていくとのことなので、益々のご活躍を期待しています。