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僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやす2021 🆚ポルベニル飛鳥

 

勝ちました‼️

 

4月10日、待ちに待った関西サッカーリーグが開幕しました。

 

おこしやすは、ポルベニル飛鳥と対戦し、1-0で見事に勝利を収めました!

 

おめでとうございます!

ありがとうございます!

 

諸説ありますが、僕は開幕戦で勝つことはとても大事だと思っています。

 

おこしやすも、これまで練習試合を重ねてきていますが、練習試合はどこまでいっても練習です。

お互いにその時点での思惑の下に試合形式で練習を行っているのであり、必ずしもチームの実力が測れるものではありません。

 

その点、公式のリーグ戦の初戦で勝つのと負けるのとでは大きな違いがあるでしょう。

おこしやすも多々反省点はありながらも、勝てたことで、自分たちの戦い方に自信が持てるでしょうし、この試合をベースに今後の戦い方を検討することができるのではないでしょうか?

外野なので、よく分かりませんけども。

 

また、スロースターターになりがちなおこしやすにとって、最初から勝点3を取れたことは大きいですね。

 

試合経過

 

今年も大雑把に試合を振り返りたいと思います。

 

スタメン

 

並びはこんな感じかと。

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イブラヒム選手と林選手、清水選手と貫名選手の位置は、逆なのかもしれません。

 

新加入選手が4名、期待の若手が2名、スタメンに名を連ねる新鮮なメンバーです。

 

第一印象としては、

「やっぱり戸田選手は右SBなのね。」

と、

「平石、稲垣と左右にドリブラーを並べたのが垂涎もの。」

ってところでした。

 

また、林選手のプレーの特徴についてはアルテリーヴォ時代の映像で確認していたものの、貫名選手がどんなプレーをするのか全く調べていなかったので、それも楽しみでした。

 

試合展開

 

試合は立ち上がりからおこしやすが押し込みます。

 

おこしやすのFWの相手FWに対するプレスはこれまでどおりの印象でしたが、中盤のプレスが昨年と比べて、かなり厳しくなっているように感じました。

縦方向はさほどでも(=昨シーズンと同様という趣旨)ないですが、横方向の圧縮具合が昨シーズンよりもコンパクトになったのではないでしょうか。

なので、味方同士の距離が近く、かなり中盤でボールを奪うことができていました。

マイボール時のボールサイドとは反対側のSBの位置が、かなり中央寄りで、戸田選手が中央でボールを持つシーンがチラホラ見られたかなと思います。

 

立ち上がりは、ポルベニルの攻撃をほぼ封じ込めていたと思います。

ポルベニルが下がったというよりも、前に出られなかった立ち上がりだったといえるのではないでしょうか。

 

前半のハイライトは、飲水タイム直後の攻撃です。

 

相手ゴールキックを戸田選手がクリアし、林選手が回収したボールを中央付近に絞っていた平石選手に横パス。そこからワンタッチで貫名選手⇒左サイドを駆け上がる萩原選手へと繋がります。

萩原選手からのクロスはクリアされますが、クロスに競り合ったイブラヒム選手がすぐにボールを回収し、右サイドを上がってきた戸田選手にパス⇒戸田選手クロス。

シュートには至らなかったものの、奪ってからパスを繋ぎながらの速い攻撃、その後の波状攻撃と、今シーズン目指す攻撃を垣間見ることができたのではないかと感じました。

 

しかし、ピンチもあり、相手のロングボールでDFラインの裏を取られ、ゴールバーを直撃するシュートを打たれることもありました。

 

前半は0-0で終了。

 

後半は頭から林選手に代えて高橋選手が入ります。

 

更に早い時間帯で稲垣選手から守屋選手に交代。

 

点を取りに行く交代ですね。

そして、この交代がドンピシャで的中し、おこしやすが先制します。

 

相手ゴールキックを萩原選手が相手FWと競り合いながらクリア、左サイドでクリアボールを拾った平石選手が前へ蹴り出すと、下がり気味のイブラヒム選手がマイボールにして、中央に走り込んできた守屋選手にパス、守屋選手からペナルティボックス内を左に開きながら、相手DFの裏を取った高橋選手にスルーパス⇒高橋選手がゴール右奥に蹴り込んでゴール!

 

守屋選手は交代で入って、2プレー目くらいで大仕事をこなしてくれました。

高橋選手も冷静にコースを狙ったナイスゴールでした。

 

そのすぐ後には、右サイドで戸田選手が入れたスローインにイブラヒム選手が競り、前にこぼれたボールに高橋選手が軽く触って、相手DFをかわし、中央に上がってきた平石選手がGKと一対一になるパスを出すなど、おこしやすは引き続き攻め続けます。

 

ポルベニルは、元サンガで、今シーズンから加入した角田選手を投入。

並びが3-5-2になったでしょうか。

この辺りから、点を取ろうとするポルベニルとの球際のぶつかり合いが激化します。

 

おこしやすは飲水タイムで選手交代。

イブラヒム選手⇒青戸選手のFW同士の交代です。

前でボールを収めて、試合のテンポを落ち着かせるのが狙いでしょうか。

 

更に選手交代。

清水選手⇒瓜生選手。



この交代で並びはこうなりました。

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狙いは中盤での運動量の確保でしょうか。

 

しかし、この後は、ポルベニルが得点を取るべく、ロングボールをドンドン入れて、前に走り込む選手の数を増やして圧力をかけてきました。

なかなかの迫力があり、失点を覚悟する瞬間が何度もありました。

 

おこしやすはポルベニルの圧力を跳ね返すべく、更に選手を交代します。

貫名選手⇒小久保選手。

ポルベニルが入れてくるロングボールを跳ね返すための交代ですか。

 

今から思えば、自分の推し選手2人がチームの中心に並んだことは感慨深いものがあります。

しかし、リアルタイムで見ているときには、そんな感慨に浸る余裕は全くなく。

 

萩原選手が、足が攣ってピッチの外に出されたときは、腋に嫌な汗をかきました。

この時点で、左SBに瓜生選手が下がり、守屋選手が左SHに回りました。

 

萩原選手は、ピッチに戻った後も、足が万全ではなく、トップの位置に入ります。

守備の負担を考慮されてのことでしょうが、その後も萩原選手は、全力でプレーしてくれました。

 

とはいえ、交代枠は使い切り、アディショナルタイムは何と6分!

僕にできることは、テレビの前で祈ることだけ。

相手の右サイドからアーリークロスを入れられ、ヘディングで流れたボールを走り込んだ相手選手にシュートを打たれたときは、「あかん、同点や…」と青ざめました。

ですが、このときは榎本選手がオーバーヘッドクリア。

そのボールが相手左サイドに流れ、シュートを打たれたときは、「あかん、決まる…」と思って体が固まりましたし、そのシュートをブロックした球が相手選手の前に飛び、フリーでシュートを打たれたときは「あかん、終わった…」と、頭を抱えました。

ですが、そのシュートはクロスバーに当たって跳ね返り、おこしやすは何とかしのぎ切り、貴重な勝点3を得ることができたのでした。

 

雑感

 

まずは勝利という結果を出したということで、素晴らしいスタートを切ることができました。

終盤のポルベニルの迫力ある攻撃をよく凌いだと思います。

アディショナルタイムのピンチも、十分な体勢でシュートを打たせなかったことが、榎本選手のオーバーヘッドクリアに繋がりましたし、ボレーシュートを打たれる直前に瓜生選手が間を詰めてシュートをブロックに行ったからこそ、そのシュートがバーを叩いたのだと思います。

この試合では鮮やかな攻撃シーンよりも、目立たないけれどもピンチをギリギリで防いだ泥臭い守備が収穫だったのではないでしょうか。

 

気になる選手

 

この試合では、得点を挙げた守屋選手&高橋選手のコンビが素晴らしかったです。

それ以外に目を惹かれたのが、貫名選手と戸田選手です。

貫名選手は、前から後ろまで色んな場所に顔を出して、パスの受け手になっていました。受けたパスを散らすこともできますし、今後要注目ですね。

戸田選手は、昨シーズンと違い、仕事がかなり整理された印象でした。相手がサイドにロングボールを入れてきても跳ね返すことができる高さは魅力的です。

攻撃でも、稲垣選手、守屋選手と近い距離を保って、良いクロスを何本か入れていましたし、こちらも今後要注目です。

 

試合映像はKSLTV

 

この試合、僕は残念ながら現地には行けませんでした。

そんな時にはKSLTV。

KSLTVのライブストリーミングで現地に魂を送りました。

 

熱戦の様子は、KSLTVで是非ご覧ください。

【完全版】関西サッカーリーグ2021|Division1 第1週|おこしやす京都AC-ポルベニル飛鳥 - YouTube