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僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすの試合を振り返る

全社関西代表決定戦

 

全社関西代表決定戦の久御山FC戦。

まだちゃんと見ることができていなかったのを、ようやく見ることができたので、感想を書き記そうと思います。

 

試合映像はこちら。

第57回全国社会人サッカー選手権関西大会|おこしやす京都AC-久御山FC - YouTube

(兵庫県社会人サッカー連盟チャンネルによる配信)

 

スタメン

 

並びはこんな感じです。

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試合経過

 

キックオフ!

 

比較的早い時間帯に先制できました!

 

自陣左サイドの深い位置でボールを奪い、真田選手を経由して相手をいなし、真田選手から右サイドでボールを受けた稲垣選手が早いタイミングで裏に走り込んだイブラヒム選手にスルーパスを出し、イブラヒム選手が右サイドから左ゴールネットを揺らしました。

相手を自陣深くまで引き込み、イブラヒム選手のスピードを生かしたお手本のようなきれいなカウンターが決まりました!

 

前半のうちに追加点を取れました!

 

自陣で早い選手が奪ったボールを青戸選手が受けて稲垣選手に落とし、ドリブルで持ち上がった稲垣選手から、中央で相手のマークを外していたイブラヒム選手にクロスが入り、シュートが決まりました。

イブラヒム選手の冷静なポジショニングが光った得点でした。

 

前半は2-0で終了。

 

基本的におこしやすがボールを保持し、久御山FCが引いて守る状態で試合が進みました。

 

おこしやすは攻めあぐねていた訳でもなく、左右からのクロスを中心に、よくチャンスを作ることができていました。

 

左からのクロスを詰めていた稲垣選手がシュートしたり、中央からのスルーパスを稲垣選手がシュートに行くシーンもみられました。

イブラヒム選手のゴール前にも、榎本選手からのパスを下りてきた平石選手が外に開いた瓜生選手にはたき、瓜生選手からの低いクロスを青戸選手がダイレクトであわせるも、ゴールを捉えられないシーンもありました。

 

そして後半キックオフ!

 

後半も良い形で得点します。

 

相手がGKとDFでボールを回しているところで青戸選手がプレスをかけ、相手のミスパスを稲垣選手が拾い、ゴール前でフリーのイブラヒム選手にパスを出し、難なくイブラヒム選手がゴールを決めました。

ボールの奪い方が良かった時点で勝負ありの得点でした。

 

ここで選手交替。

稲垣選手→守屋選手。

ここ最近定番の交替ですね。

 

同時に貫名選手→高橋選手。

 

両選手とも、交替した選手と同じポジションに入りました。

 

更に選手交替。

青戸選手→原選手。

 

原選手もそのままFWに入りました。

 

そして追加点です!

 

おこしやすのCKからの流れで、相手陣内高い位置で榎本選手、イブラヒム選手、守屋選手でプレスをかけて相手のミスパスを誘い、ボールを奪った守屋選手が中央の原選手にクロス。

相手の守備が全く整っておらず、原選手が上がってきた高橋選手に落とし、高橋選手が相手GKの逆をついたシュートを決めました!

 

後半の飲水タイムでディフェンスに選手交替です。

榎本選手→尾本選手。

 

榎本選手を休ませる交替ですね。

 

まだ攻撃の手を緩めないおこしやすです。

 

この時間帯、右SBに入っている時清水選手が中盤まで上がってポジションを取り、ボール回しに参加するシーンがよく見られました。

右サイド低い位置には小久保選手が開き、SB的な動きをして、そのカバーには高橋選手が入るという面白い形が見られました。

概ねそんな配置で攻め込み、相手のパスを上がってきた高橋選手がカットし、パスを受けた清水選手が右サイドに開いた守屋選手にミドルパスを出し、クロスを上がっていた林選手が受け、シュートを決めました。クロスに対しても、シュートに対しても、相手のプレッシャーがない分、余裕を持ってプレーできたとはいえ、決めるべきシュートをきっちり決めてくれました。

 

更にダメ押し。

 

尾本選手のパスを受けた林選手が、右サイドに開いた守屋選手にサイドチェンジのパスを出し、これも余裕を持って上げたクロスをゴール前に走り込んだイブラヒム選手が頭で決めました。

このシーンでは、イブラヒム選手以外にも、原選手と平石選手がゴール前まで詰めていたのが好感度が高いですね。

 

そして、小久保選手→按田選手の交替です。

 

ついに按田選手登場ですね。

おこしやすの平仮名チーム名ライバル・いわきFC出身のDFということで、期待大でしたが、期待に違わぬプレーを見せてくれました。

何というか、身体がゴツくて、雰囲気ありますね。

これからが楽しみです。

 

そして、このまま試合終了。

 

危なげなく全社への出場権を獲得できました!

 

雑感

 

当然ですが、いい試合でした。

様々な得点パターンが見られたのはもちろん、引いた相手を崩すときの攻めの形が頻繁に見られて、興味深かったです。

全国大会までに、更に精度とスピードを上げていきたいですね。

 

気になる選手

 

基本的にどの選手も躍動していたので、どの選手のプレーにも心惹かれるのですが、やはり林選手は面白いですね。

パスを受けるのがうまいし、長短のパスが出せるし、パスを交換しながらゴール前まで上がっていけるしで、攻撃のリズムを作れる選手ですね。

 

平石&瓜生の左サイドも見てて楽しいです。

瓜生選手は、榎本選手、小久保選手とDFの仕事もしつつ、平石選手の動きに合わせてオーバーラップなりインナーラップなり仕掛けていて、この左サイドのコンビネーションは見ものです。

 

今日のようなゲームを、力が拮抗した相手にもできるようになりたいですし、ここに新加入選手の力をどう融合させていくのか、楽しみしかないですね。