おこしやすのリーグ戦を振り返る
公式戦のない10月
おこしやすの関西サッカーリーグが終了して1週間以上が経ちました。
本来ならば、国体やら全社(全国社会人サッカー選手権大会)が迫っており、それらに向けて盛り上がっているところなのでしょうが、両大会とも中止。
決戦の場である地域チャンピオンズリーグまで1か月以上公式戦がない空白の期間です。
という訳で、終わったばかりの今シーズンのリーグ戦を振り返りたいと思います。
出場選手
今シーズンおこしやすに所属した全26選手(引退した寺田選手、途中加入の清川選手、石津選手、堤選手含む)のうち、按田選手を除く25選手がリーグ戦に出場しました。
按田選手は全社関西予選や国体近畿予選に交替で出場し、今後が楽しみになるプレーを見せてくれていたので、今後に期待ですね。
出場時間が長いのは
①真田選手 1170分
②平石選手 1148分
③榎本選手 1132分
納得の顔ぶれですな。
真田選手は、1番を背負うGKとして、ハイボールやシュートストップなどに高い能力を見せてくれました。飛び出すタイミングを誤ることもほとんどなく、足元もしっかりしているので、安心してみていられます。
平石選手は、何度も言いますが、今シーズンのおこしやすの攻撃の中心です。
持ち味のドリブルだけではなく、ゴール前で得点に絡むプレーでおこしやすの攻撃を牽引しています。
守備時にも自陣深いところまで戻ることを厭いませんし、SBの瓜生選手とのコンビネーションは抜群です。
榎本選手は、今シーズンのMVPと言っても過言じゃないくらい不可欠の選手ですね。
良い攻撃は良い守備からとよく言われますが、攻撃と守備が不可分なサッカーにおいて、安定した守備は勝利に不可欠です。
高さとスピードを兼ね備え、DFラインを統率し、時には正確なロングパスで攻撃をスタートさせるなどなど、後方からおこしやすを牽引する選手です。
得点を挙げた選手
萩原、榎本、清水、イブラヒム、原、瓜生、平石、後藤、稲垣、青戸、高橋、堤、守屋の13選手がリーグ戦で得点しました。
得点ランキングは
①青戸選手 13点
②イブラヒム選手
平石選手
稲垣選手 4点
青戸選手がリーグ戦得点王の13得点。
素晴らしいです。
青戸選手といえば、かため取りもできるし、チームを救ったり、勢いづける点を取ったりで、エースストライカーとして納得の活躍でした。
こんな素晴らしい選手がよくチームに来てくれたものだと思います。
イブラヒム選手も途中出場が多い中での4得点です。
昨シーズンまでは速さや勢いに任せたプレーが目立ち、それはそれで魅力的ではあるものの、FWとしては物足りない印象でした。
しかし、今シーズンは、ボールを受ける際のポジション取りや、スピードを活かす場面を考えながらプレーしているように見えます。
イブラヒム選手は、まだまだ成長中です。
そして、平石選手と稲垣選手。
今シーズンのおこしやすのセールスポイントの両翼の活躍なくしては、リーグ戦の優勝はなかったでしょう。
FWだけではなく、攻撃的なMFが点を取れるのが、今シーズンの強みですね。
アシストした選手
萩原、榎本、寺田、清水、林、瓜生、平石、稲垣、青戸、貫名、高橋、堤、守屋と、こちらも13選手がアシストを記録しました。
アシストについては、観戦できず、おこしやす公式Twitterの速報を元に推測した部分があるので、正確ではないでしょうが、大きく間違っていることはないのではないかと思います。
前から後ろから右から左から、様々なポジションの選手がアシストしています。
いいですね。
1人でニヤニヤしてしまいます。
アシストランキングは
①高橋選手 5アシスト
②守屋選手 4アシスト
③平石選手 3アシスト
推しの高橋選手を1位にするために数字を操作した訳ではありません。
元々は中盤真ん中でプレーしていた高橋選手ですが、今シーズンは主にFWとしてプレーしました。
最初のうちはどうなることか心配していましたが、杞憂でした。
中盤でプレーしているときは、長短のパスを使い分けて、おこしやすの攻撃の交通整理をする感じでしたが、今シーズンは、前後左右に幅広く動いてパスを受け、ボールをキープしたり、早くさばいたり、正確なクロスを上げたりと、ポジションに合わせてスタイルを変化させましたね。
適応力が高い選手であることが分かりました。
シーズンが進むにつれて、プレーの選択肢が増え、自信を持ってプレーしている様子がうかがえました。
今後も楽しませてくれると期待しています。
そして、守屋選手。
ほぼ全部の試合が交替出場でありながら、ゴールもアシストも記録と、ジョーカーとして不可欠の存在です。
今シーズンはコーチ兼任として選手に復帰した守屋選手ですが、その意義をプレーや成績で見せつけてくれました。
おこしやすのレジェンドとして、チームをもっと高いところに導いてくれるものと確信しています。
そして、再三名前が出てくる平石選手です。
プレー内容だけではなく、成績からも、今シーズンのおこしやすの中心選手の1人であることが分かります。
平石選手といえばドリブルなのですが、それだけではなく、攻撃時には何気にゴール前に詰めていますし、守備時には何気に自陣深い位置まで帰っていて瓜生選手をサポートしたりしています。
地域チャンピオンズリーグを勝ち抜くためには、平石選手の力が必要不可欠です。
チームとして、いかに平石選手を輝かせることができるかが、結構大きなポイントになると思います。
地域チャンピオンズリーグまで、まだまだ先は長いです。
その間のチームの成長が楽しみです。