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僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやす2023-タイトル獲るんやで!

2023 The KSL アストエンジ Cup開幕!

 

おこしやすは降格してしまいましたが、まだ公式戦はあるんです。

 

その名もThe KSL アストエンジ Cup。

関西サッカーリーグ所属チームによるカップ戦です。

 

この大会、2019年を最後に、コロナ禍のため中断されていたのですが、今年、株式会社アストエンジをタイトルスポンサーに復活したのです!

 

株式会社アストエンジは、大阪市城東区に本社を置く、総合エンジニアリング&サービス会社だそうです。

カップ戦をスポンサードしていただけるとは、ありがたい限りです。

 

2019年までのKSLカップは、関西サッカーリーグ1部・2部の全16チームによるトーナメントでした。

 

今シーズンのThe KSL アストエンジ Cupは、全16チームをA〜Dのグループに分けて、総当たりのリーグ戦を行い、各グループ最上位のチームと2位のチームのうち、成績上位の2チームの合計6チームに、関西クラブユースサッカー連盟(U18)招待の2チームを加えた8チームでトーナメントが行われます。

 

面白くないですか、地域社会人リーグのトップチームとクラブユースのチームが対戦するトーナメントって。

どんな結果になっても、社会人リーグのチームにも、クラブユースのチームにも、いい刺激になりますよね。

 

おこしやすは、初戦で、関西サッカーリーグ2部の紫光クラブと対戦し、3-1で勝利しました‼️

 

おめでとうございます‼️

ありがとうございます‼️

 

今週の試合の見どころは、こちら。

①新システム発動!

②FW康起甫解禁!

③選手と同じ高さで見て分かること。

の3点です。

 

試合経過

 

まずはスタメンから

こんな感じだったでしょうか?

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注目すべきは3人のDFの選手起用ですね。

大原選手を真ん中に、左に小島選手、右に大川選手。

みんなサイドを本職とする選手ですね。

スピード重視の人選ですかね。

それと、南選手がインサイドに入るのを見るのは初めてでした。

狙いとしては、林選手と共に裏に抜ける動きでしょうか?

野田選手と吉田選手は基本的に中央でプレーしているように見えました。

どちらか一人は、ボールを受けに中盤まで下がる動きがよくありましたでしょうか。

小塚選手と末永選手は、共にアウトサイドでプレーしていましたが、どちらも高いポジションを取ることが多く、ボールを持ち上がるときには4トップ的な印象を受けました。

 

試合は、狙いどおり、裏に抜けた林選手からの低いクロスを野田選手が決めて、おこしやすが先制します。

 

後半、相手CKが続いたときに、相手選手にこぼれたボールを押し込まれて同点に追いつかれます。

 

しかし、スルーパスに抜け出した小塚選手が倒されて得たPKを康選手が決めてリードすると、後半終了間際に、また裏に抜け出した林選手のクロスを南選手が折り返し、康選手が頭でねじこみ、3-1で勝利しました。

 

今週の見どころ

さて、今週の見どころです。

 

①新システム発動!

前半の並びも、これまでに試合で見たことのない並びでしたが、選手がより躍動したという点で、特筆すべきは後半の並びだと思います。

 

後半開始から、

大川選手→寺田選手

小島選手→馬渡選手

末永選手→山本選手

の交代、

後半半ばに

吉田選手→高田選手

小塚選手→岩見選手

の交代があり、並びはこんな感じになりました。

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正直言って、この日の中盤の並びはうまく把握できませんでした。

ただ、選手交代を全て終えてからは、南選手、野田選手の前線の左右の選手が外に開いて、幅を取るようになりました。

中盤の選手は外に開くことなく、中から相手DFの裏を狙う動きをしていました。

これまでは、中盤の左右の選手が幅を取ることが多かったので、新しい配置ですね。

 

また、ボール非保持時には、山本選手がDFラインに入るのも、よく見られました。

 

この試合はライブストリーミングはなかったので、改めて試合の概況を見直すことができず、現地で見た印象に過ぎないので、実際のところはどうだったのか、よく分かりませんが。

 

②FW康起甫解禁!

この試合では、康選手がワントップの位置に入りました。

前所属の阪南大ではFWとしてプレーしていながら、今シーズンはこれまで、CBやアンカーとしてプレーしていた康選手が、ついにFWとして起用されました!

 

結果からいえば、さすがは本職といったところでしょうか。

体が強いので、相手CBに競り負けませんし、ボールを収められなくても、相手CBが競るのにかなりパワーを使わなければならず、明らかに嫌がっていましたね。

康選手がFWに入ってから、明らかに相手の攻撃のペースが落ちたと思います。

 

吉武監督の求めるFW像ではないのかもしれませんが、攻撃の選択肢のひとつとして有効なのではないでしょうか。

 

③選手と同じ高さで見て分かること。

この日試合が行われたアクアパルコ洛西のグラウンドには観客席はなく、フィールドと同じ高さで金網越しに選手のプレーを見ることができます。

 

フィールドとの距離は近く、観戦場所からサイドラインまでの距離は2〜3メートルほどでしょうか。

 

ですので、選手のプレーが直近で見ることができますし、その迫力たるや、接触プレーのときなどは特に凄まじいものがあります。

 

それに、選手間の指示も、とてもよく聞こえます。

 

そのような間近で見られる環境で試合を見て、初めて気付いたのですが、寺田選手のボールの持ち方が、めっちゃうまいです。

 

持ち方がうまいので、相手がプレッシャーをかけても簡単には奪われないですし、見ていて安心感があります。

 

これまで寺田選手のプレーは見てきたはずですが、ここまでうまい選手とは思っていませんでした。

寺田選手には、かつて高橋康平選手を見たときと同じような衝撃を感じました。

寺田選手に要注目です。

 

思えば、高橋康平選手のすごさに気付いたのはビッグレイクCコートでのKSLカップでした。

多分。

ビッグレイクのCコートも観客席はなく、ほぼフィールドと同じ高さから観戦できます。

 

フィールドと同じ高さで観戦して初めて分かること、ありますよね。

 

初めて分かった訳ではないですが、GKの田中選手の声は、かなり聞こえます。

 

良い意味でやかましいくらい声が飛んできます。

90分のうち85分くらいは指示を出してたんじゃないですか?

 

実際にプレーしている選手からすればどうなのか分かりませんが、田中選手くらいやかましく指示を出してくれると、集中力を維持する手助けになるような気がします。

 

そういえば、田中選手の声、シーズン開幕の京都FA杯の試合でも目立っていましたね。

今後も自信持ってやかましく指示を出してほしいですね。

 

西京極のようなスタジアムで観戦するのもいいですが、アクアパルコやビッグレイクCコートのようなフィールド直近で試合を見ると、よりエキサイティングですし、違った試合の楽しみ方ができます。