おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやす2023-リーグ戦⑩

勝ちました‼️

 

関西サッカーリーグは後半戦に入り、おこしやすは、第8節・レイジェンド滋賀戦を0-1で落とし、第9節・関大FC2008戦を2-2で引き分けました。

 

この2試合、僕は現地に行けず、ライヴストリーミングもなく、どんな試合だったのか確認はできなかったのですが、現地で観戦された方などによれば、内容は悪くないのに結果が伴わない試合だったようです。

特に関大FC2008戦は、2点を先行しながら引き分けに終わっており、もったいない試合でした。

若いチームあるあるでしょうか?

 

そして、第10節・チェントクオーレハリマ戦です。

満を持してという訳ではないですが、現地で観戦しました。

そして勝ちました‼️

 

おめでとうございます‼️

ありがとうございます‼️

 

やはり現地で勝利を見届けるのは格別です。

 

スタメン

 

ということで、早速試合の感想を書こうと思います。

 

スタメンにはこれまでとは大きな違いがありました。

チームの中心の林選手と山本選手がスタメンどころかサブメンバーにも入っていないという想定外のメンバーでした。

 

⬇️⬇️想定外のメンバー⬇️⬇️

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並びはこうだと思ったのですが、どうでしょうか?

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DFは、左から寺田、康、馬渡の各選手。

MFは、左アウトサイドに末永選手、岩見選手と野田選手が中にいて、右アウトサイドが大川選手。

FWには、左から西村選手、吉田選手、南選手だと思いました。

 

康選手は、基本的にはCBの真ん中にポジションを取っていましたが、前半途中からは、ボランチと同じくらいの高さでプレーしていました。

フォアリベロっていうんですか?

浅い知識しか持っていない僕にはよく分かりませんが。

 

この辺り、試合前からプランとして決まっていたのか、相手が前に出てこないのに対応した位置取りなのか、興味深いです。

 

これまでなら、ボールの預けどころとして山本選手がいたのですが、この日は山本選手の代わりを務める選手は見当たらず。

 

どうなるのかと思っていたら、DFラインから両アウトサイドにロングボールが入れられていました。

相手が4多分4-4-2で噛み合わせが良かったからか、この両アウトサイドへのボールが面白いように通りました。

 

試合経過

 

試合はおこしやすがボールを保持し、ハリマが低い位置で中央を固めてロングボールを蹴り出す展開で進みます。

 

おこしやすは、特に前半は、右の大川選手が大外に開いてボールを受けるシーンが頻発。

南選手とのコンビネーションでチャンスを作っていました。

 

しかし、決定的なチャンスには至らず、後半に入ります。

 

ハーフタイムで、末永選手→小塚選手に交代。

この試合は、ハーフタイムでの交代は1人だけでした。

サブメンバーが、GK含め5人だけだったので、その影響があったのでしょうか?

 

しかし、この交代が当たります。

 

後半11分、相手ゴール前で短いパス交換があり、これまであまり見られなかった攻撃や〜と喜んでいたら、小塚選手が決めてくれました‼️

ナイスゴール‼️

 

吉田選手から相手陣左奥の南選手が受けて、西村選手に戻し、南選手→寺田選手と繋いで岩見選手からワンタッチで上がってきた康選手へ。康選手が右にいた野田選手に出し、野田選手のスルーパスを小塚選手が決める、と何人もの選手が絡んだゴールでした。

 

小塚選手にシュートを打つ時間ができたのは、野田選手がボールを持ったときに大川選手が前に走り込もうとしたからでした。

それまで再三大川選手が右アウトサイドでボールを受け続けていたせいで、小塚選手をマークしていた相手選手が、大川選手へのパスをカットしようとして釣り出されていました。

 

この後は、ハリマが積極的に選手交代を行いますが、基本的な流れは変わらず。

 

おこしやすも後半19分に、吉田選手→佐々木選手の交代。

野田選手がFWの中央のポジションに入り、野田選手の後に佐々木選手が入りました。

 

並びはこんな感じ。

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おこしやすは試合終盤に選手交代を行います。

後半45分には西村選手→辻本選手、後半47分には野田選手→大原選手の交代。

野田選手が下がった後は小塚選手がFW中央でプレー。

 

最後は力任せにロングボールやらロングスローでゴール前にボールを入れられますが、凌ぎ切って、1-0でおこしやすが勝利しました‼️

 

雑感

ぶれずにチーム作りをすることの重要性を感じさせられた試合でした。

 

前半のリーグ戦で対戦したときは何も思わなかったのですが、この日の対戦では、相手とのチームとしての完成度の違いが際立っていました。

ハリマのチーム事情は全く知りませんし、怪我や警告の累積、体調不良などでベストには程遠いメンバーだったのかもしれません。

ハリマには、守備も攻撃も、個人もしくは2〜3人のコンビネーション頼みで、チームとしての規律が感じられませんでした。

 

しかし、それを差し引いても、おこしやすのセカンドボールの回収から攻撃に繋げる切り替えはとてもスムーズで、チームとしての安定感が出てきたように感じました。

最近の試合では、パスが回るスピードが開幕当初から見違えるように早くなっていましたし、チームは一歩ずつ成長しています。

 

果たして地域CLに出場できるまでにチームは強くなるのか、時間との戦いですね。

 

森山選手

終盤の相手の攻勢では好セーブを連発。勝利の立役者の一人。安定感が出てきた感じ。

 

馬渡選手

右CBとして安定感のあるプレー。他のCBのカバーにも力を発揮。

 

康選手

序盤はやや集中力を欠いたプレーもあったが、両サイドへの正確なロングパスで攻撃を組み立てる。

 

寺田選手

3CBということで、いつも以上に高い位置まで上がることが多く、攻守に貢献。

 

大川選手

再三CBからのロングパスを受けて、右サイドから相手を崩す。得点シーンでも重要な働き。

 

野田選手

決勝点のアシストはお見事。終盤にはFWに入るなど能力高い。

 

岩見選手

試合ごとに存在感が増している印象。攻撃を牽引。

 

末永選手

サイドでのプレーに適応しつつある。パスの精度を生かした末永選手なりのサイドアタッカー像が見えつつあるかも。

 

南選手

運動量と積極性でチームの中心になっている。右でも左でもプレーできるのが心強い。

 

吉田選手

パスだけでなく、ボールキープにも力を発揮。

勝利のダンスもよかった。

 

西村選手

末永選手とともに左サイドのロングボールの受けどころに。惜しいヘディングシュートもあり。

 

小塚選手

決勝点を決めたときの落ち着きが素晴らしかった。得点源として重要な選手。

 

佐々木選手

体力的にきつい時間帯に、いつもどおり豊富な運動量で中盤を支えた。

 

辻本選手

出場時間は短かったが、ハリマの攻撃を凌ぎ切った。

 

大原選手

更に出場時間は短かったが、ハリマの攻撃を凌ぎ切った。