おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすの第3節速報

おこしやす、勝ちました!

6月1日、おこしやすの関西サッカーリーグ第3節🆚アルテリーヴォ和歌山戦が行われました。

おこしやすは4-1で快勝しました〜!

おめでとうなのか、ありがとうなのか、よく分かりませんが、とにかくうれしいです。

 

ハイライトはこちら。

 

この文章を書いているのが6月2日なので、速報でも何でもないですが、まずは初見での感想を書き留めておきたいと思います。

 

雑感

①狙いが徹底されたサッカー

この日のおこしやすは、一貫してアルテリーヴォDFラインの裏にボールを入れ続けました。ラインでボールを持ち過ぎず、早めに相手DFラインの裏を狙い続けました。

DFラインが高めであること、ミドルゾーンまで撤退してブロックを作り、中盤でボールを奪おうとすること、DFラインでボールを回していると、サイドバックにボールが入るのを合図にプレスを強めることなどアルテリーヴォのサッカーの特長や、太陽が丘球技場Bのグラウンドでボールが弾みやすいことを踏まえてかと思いますが、狙いが徹底されていました。

 

狙いとするサッカーをブレずに最後までやり切ることができるのは、おこしやすの大きな強みですね。

 

②セットプレーでの得点

おこしやすの強みといえば、セットプレーの強さにも触れなければなりません。

 

この試合では、山本選手の直接FKはもちろん、キャプテン内田選手のゴールもセットプレー絡みでした。

どんなチームでもそうだと思いますが、セットプレーで点が取れると有利に試合を進めることができますね。

 

③ガーナ人選手のパワー炸裂

この試合では、イブラヒム選手、エリック選手、サバン選手がベンチに入りました。

このうち、イブラヒム選手とエリック選手が後半に出場。

イブラヒム選手は、前線で精力的に動きまくり、ゴールが見えたら距離にお構いなくシュートを打つパワフルなプレーを披露。

エリック選手は、イブラヒム選手と2人でカウンターを仕掛け、見事なミドルシュートを決めてくれました。

今シーズン初ゴールが余程うれしかったのが、ゴールを決めた後、フェンスを乗り越えて芝生席に入り、サポーターが持っていたガーナ国旗を振るパフォーマンスを披露してくれました。

当然イエローカードを受けてしまいましたが、かわいげありすぎです。

 

④選手の勢い

この日は、これまでの試合以上に、各選手が次々と前へ前へ出る勢いがありました。

気温が高く、グラウンド状態も良くない中、最初から最後まで戦う姿勢を見せてくれました。

チームを応援する者として、こんなにうれしく、力づけられることはないと思います。

これって勝ち負けよりも大事なことかもしれないと思います。

 

僕は現地には行くことができず、中継を見ていただけでしたが、90分間楽しい試合でした。

KSLTV(youtube.com/user/kansaisl)でもう一度か二度、この試合を見返して楽しみます。

おこしやすの次の試合

関西サッカーリーグ・次の相手は

関西サッカーリーグ・第3節が今週末に迫ってまいりました。

 

今節、おこしやすはアルテリーヴォ和歌山と対戦します。

 

アルテリーヴォは和歌山からJ昇格を目指すライバルチーム。アルテリーヴォは、初戦こそTIAMO枚方に惜敗しましたが、第2節は阪南大クラブに3-1で快勝。その後天皇杯1回戦でも快勝するなど、好調です。波に乗っています。

第2節を引き分けたおこしやすにとっては、絶対に負けられません!

絶対に負けられない戦いは、ここにもあるんです!

 

アルテリーヴォのサッカー

アルテリーヴォの並びは4-4-2(前節の映像からはそう見えました。)。サイドに人数をかけて攻略してくるイメージです。

映像を見ただけですが、しっかりとした守備ができるチームという印象があります。

中央で全体をコンパクトにして、相手の攻撃が中盤に差し掛かってきたら、激しくプレスをかけ、ボールを奪う守備です。

狙いどおりボールを奪えれば、相手サイドバックの裏にパスを入れ、サイドに流れてくる2トップの内の1枚とサイドハーフサイドバックの3人で、人数をかけてサイドを突破してチャンスを作ります。

攻撃も守備も狙いは明確で、よくトレーニングされたチームだと思います。

 

要注意選手

#11 久保裕一選手(FW)

前節ではハットトリックを決めた同選手。複数のJチームでプレーした実力は伊達ではありません。相手の隙を見逃さない決定力は脅威です。

#13 宮下周歩選手(MF)

左サイドからガンガンドリブルを仕掛けるプレーが強く印象に残りました。前節、特に前半は同選手のドリブルからたくさんのチャンスが生まれていました。個人的には大好きなプレースタイルなので、おこしやす戦以外の試合で活躍してほしいです。

 

次節の見どころ

今シーズンのおこしやすは、試合ごとに前進の仕方が違う印象があるのでよく分かりませんが、アルテリーヴォのスタイルからして、両サイドの攻防がカギになると思います。サイドで後手を踏むと押し込まれて、低い位置から攻撃がスタートすることになってしまい、アルテリーヴォの守備網を突破するのが難しくなるかと思います。

アルテリーヴォの中盤の守備が厳しいことを考えると、おこしやすはシンプルに相手DFラインの裏にボールを入れ、そこを起点に攻撃をスタートするのが効果的かと思います。

それを考えると、開幕戦の時と同じように、FWが相手サイドバックの裏に流れてボールを受け、空いたスペースに3トップ(サイドハーフ)又はインサイドハーフが入ってシュートを狙うシーンが多くなるのかなと思っています。

 

これも見どころ

前節に引き続き、アミティエ時代のユニフォームのプレゼントイベントが開催されるそうです。

 

中継あります。

試合会場に行けない方は、KSL TVで中継があります。

こちらで是非観戦してください。

 

僕は試合会場に行くことはできませんが、おこしやすの勝利を誰よりも願っています。

勝ちましょう!

おこしやすの第2節🆚関大FC 2008戦

関西サッカーリーグ第2節

5月18日と19日、関西サッカーリーグ第2節が行われ、おこしやすは関大FC 2008と対戦しました。

観戦前から、何か緊張するな〜、と思っていたら、よく考えれば、僕にとってこの試合がおこしやすのリーグ戦初観戦でした。

 

試合会場

試合会場は、太陽が丘球技場B。

太陽が丘運動公園は、京都府宇治市の郊外に広がる複合スポーツ施設です。

球技場のほかに、陸上競技場、プール、野球場など色々なスポーツ施設があります。近いうちに通年のアイスリンクも併設されるようです。

 

球技場Bの様子

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座席はなく、芝生に座って伸び伸び試合を見ることができます。

 

スターティングメンバー

 

並びはこんな感じかと。

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第1節からはかなりの変更がありました。

一番大きな変更点は、脇選手が本職のFWに入ったことですね。あと、GKが三宅選手から本吉選手に。ケガの影響でしょうか?

田中選手はリーグ戦初出場、澤口選手、柿木選手、山本選手、エリック選手は初スタメンですね。

 

試合経過

関大FC 2008は4-4-2の並び。3ラインはコンパクトで、DFラインを高く保ちます。

おこしやすもDFラインは高めなので、ゴールキック時にはお互いの選手が密集します。

 

前半

強風が舞っていて、ゴールキックが飛びづらい様子でした。

 

開始早々、柿木選手のフリーキックから、おこしやすが攻め込みます。


この後も、関大FC 2008がチャンスを作ることはあるものの、基本的にはおこしやすが相手陣内に攻め込むシーンが多く見られました。

 

【前半19分】

クリアボールを受けた脇選手がエリック選手にボールをつなぎ、エリック選手がドリブルでゴール前に持ち込みます。

 

コーナーキックは柿木選手が担当。

 

関大FC 2008は、ボールが後ろに下げることが少なく、センターライン付近からでもドリブルでボールを運ぶ攻撃がよく見られました。

 

【前半25分】

左サイドで守屋選手のパスを受けた山本選手からゴール前のエリック選手へとボールが渡りますが、ヘディングヒットせず。

 

続けてチャンスがありました。

 

前半終了10分前頃から、相手のMFとDFの間が開いてきたように感じましたが、得点はなく前半終了。

 

後半

後半開始から2人交代がありました。

 

並びはこんな感じかと。

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後半も強い風が舞う中、おこしやすが立ち上がりから押し込みます。

 

【1分】

サバン選手のミドルシュートは枠を捉えられず。

 

【10分】

MFとDFラインの間で受けた脇選手のミドルシュート

 

【11分】

守屋選手がドリブルで持ち込みシュート。

 

この流れでおこしやすが先制します!

澤口選手からのアーリークロスを勝又選手がきれいにヘディングで決めてくれました!

勝又選手のニアポスト側には山本選手(と思いますが自信ありません)が詰めて、相手を引きつけていました。ナイスゴール!

 

が、しかし、先制したのもつかの間、追いつかれます。

【後半23分】

左サイドから上げられたクロスからのオウンゴール

 

そのすぐ後に、小久保選手が脇選手に代わってピッチに入ります。

 

続けて高橋俊選手が山本選手に代わって入ります。

 

この日は、選手の入れ代わりはあっても、基本的なフォーメーションの変更はなかったと思います。

交代後の並びはこんな感じかと。

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この後もおこしやすは攻め続けました。

 

【30分】

高橋俊選手が右サイドからドリブルで切れ込みシュート。

 

【38分】

澤口選手からのロングフィードを、ゴール前にいた小久保選手が落として、勝又選手がシュート。

澤口選手のスローインを受けた高橋康選手がスルーパスを出し、これを右サイドで受けた高橋俊選手がクロスを入れ、中にいた守屋選手がシュート。

 

などなど。

最後はCBの内田選手が相手ゴール前に上がり、パワープレーで点を取ろうとしましたが及ばず、1-1の引き分けに終わりました。

 

この日のおこしやすは、アバウトでいいから、相手DFラインの裏に走る脇選手にボールを入れ、そのセカンドボールを拾って攻撃するのを意図しているように見えました。

これまでに見た京都府警戦とも、St.Andrew's FC戦とも、ボールを前に進める方法が違っていたと思います。

関大FC 2008は、DFラインを高くしてくる上、第1節の阪南大クラブ戦を見ると、MFてDFの間が開き気味の様子が見受けられたので、それを狙った戦術だったのかと思ってます。その狙いからすれば、アバウトでもDFラインの裏にボールを入れるのは効果的だと思いますが、この試合では狙いどおりにいかなかったところでしょうか。

 

雑感

やはりJFL昇格という目標から考えると、勝てなかったことは残念です。関大FC2008もよくトレーニングされた好チームで、おこしやすは基本的にはボールを保持して相手陣内でゲームを進めることはできていましたが、相手ディフェンスを崩すシーンは決して多くはありませんでした。

攻撃の第1の選択肢が、DFラインの裏に抜けるワントップにボールを入れることだったので、相手に対策されやすかったのかもしれないと思いますし、ワントップにボールが入った後のフォローがうまくいってなかったのかもしれないと思いますが、映像を見返して確認することができないので、気のせいかとも思います。

守備はいつもどおり、DFラインを高くして、相手の前で積極的にボールをカットする狙いがはっきりしていて、見ていて気持ちがいいです。

相手を押し込むことが多く、相手の前でボールをカットしようとすれば、カウンターを受けて失点するリスクは高まるのはやむを得ないかと思います。

勝てなかったのは残念でしたが、おこしやすの選手たちが積極的なサッカーを見せてくれたこと、失点の後も、気持ちを切らさないように声を掛けあう姿を見て、万障繰り合わせて試合を見に来てよかったと感じました。

 

注目選手

交代で入った選手に目を引かれる選手がいました。

23 FW小久保選手

期待の大卒ルーキーが第2節で早くもデビューしました!

脇選手と交代で入り、同ポジションでプレーしました。脇選手が強引に突破を仕掛ける選手であるのに対し、相手の出方に応じてプレーする選手という印象でした。裏に抜けることもできるし、ヘディングで競ることもできるし、身体もそこそこ強い万能なタイプのFWだと感じました。ぜひブレイクして、点を取りまくってほしいと思います。今後の活躍に期待大です。

 

19 サバン選手

おこしやすが誇るガーナ人選手の1人である同選手。この試合では、柿木選手に代わり、後半開始から中盤の底に入りました。

とにかくボールを奪うのが上手いです。相手との距離を素早く詰めて、ボールを刈り取っていました。身体能力も高いのか、DFラインの前で壁になってました。

この日は、攻撃面では目立った活躍はありませんでしたが、今後チームにフィットしてきたときのプレーが楽しみです。

 

次の試合は…

さて、次のリーグ戦は、アルテリーヴォ和歌山戦です。昇格を争うライバルだけに、負けたくないです。

試合は、第2節と同じ、太陽が丘球技場B。

14時キックオフです!

その後のおこしやす

5月12日、おこしやすはトレーニングマッチを行いました。

 

 

1日に2試合、お疲れさまでした!

野球でいうところのいわゆるダブルヘッダー。子どもが通うサッカースクールの試合以外で、サッカーチームが1日に複数試合を行うのを見た記憶がありません。各試合のメンバー構成を知りたいです。

 

例によって見に行ってない僕としては何も言えませんが、両試合とも得点を挙げるべき選手が得点を挙げ、無失点で試合を終えることができ、リーグ戦に向けて良いトレーニングになったのではないでしょうか。

 

また、1日のうちに続けて試合を行なったことで、選手層の底上げや選手間の連携の強化につながっていればいいなと思います。

 

次の試合は、5月19日。いよいよリーグ戦第2節・関大FC2008戦です!

おこしやすのTRM🆚立命館大学戦

おこしやすの試合状況

当ブログ内では記事の時系列が前後しているので整理すると

 

4月14日  関西サッカーリーグ第1節

🆚St.Andrew's FC ◯5-1

 

4月20日  京都FA杯準決勝

🆚京産大 ●1-2

 

4月22日  トレーニングマッチ

🆚FC岐阜◯2-0

 

その次に行われたのが、立命館大学とのトレーニングマッチでした。

 

立命館大学戦の結果



岐阜とのトレーニングマッチの結果について当ブログで書いたときには、立命館大学とのトレーニングマッチについて「見に行きてえ」などと書きました。

にもかかわらず、なのか、やはり、なのか分かりませんが、このトレーニングマッチも見に行くことはできませんでした。「見にいけなかったのではない。見に行こうとしていないだけだ。」と言われれば返す言葉もありませんが、立命館大学のグラウンドは、色々な意味で遠かったです。

 

そんなことはさておき、このトレーニングマッチは快勝ですね。

試合を見ていない僕が書けることはほぼ何もないのですが、結果や得点者を見た感想を書き留めておきたいと思います。

 

注目すべき選手

得点者の中で目を引かれるのは、高橋康選手が2得点していることです。

 

高橋康選手、昨シーズンは4人若しくは5人の中盤で、守備的なポジションを担当していました。プレースタイルは、正確なポジション取りから相手ボールを奪い、長短のパスを少ないタッチで出してボールを散らし、時には地域チャンピオンズリーグ・福井戦のときのように、ゴラッソを見せてくれるというイメージの選手でした。

 

その高橋康選手、今シーズンはより攻撃的な仕事を要求されています。4-1-4-1又は4-3-3のインサイドハーフとして、相手DFラインにプレスをかける姿がよく見られるようになりました。

この起用法、面白いです。

高橋康選手はよく周りが見えてますし、スルーパスも出せるので、昨シーズンよりも1列前で使うのはありですよね。

 

その上で気になっていたのが、得点に直接絡む仕事ができるのか、ということでした。

一口にインサイドハーフと言っても、チームごとに要求される仕事は異なります。ウイングが中に入ってくるのに合わせて外に張り出して幅を取るのか、一列落ちて、低いポジションからパスを裏に通すのか、などなど色々な仕事が考えられます。

 

高橋康選手は、これまでのプレー振りを見ていると、FW的な仕事を要求されているんだろうなと思います。相手DFラインに積極的にプレスに行ったり、1トップの選手が空けたスペースに入りこんだり。

 

そうであるならば、高橋康選手には得点を決めてほしいし、そうなれば、おこしやすの攻撃力が更に上がると思っていました。

 

そう思っていたところに、このトレーニングマッチの結果ですよ!

2得点も挙げてくれました。

試合を見ていないので、どんな形の得点か分からず、何とも言えませんが、2得点も挙げたということは、チーム内で高橋康選手の仕事が整理されてきたことの表れだと思ってます。

 

他の得点者、イブラヒム選手、田中選手、森崎選手についても書きたいことはあるのですが、長くなってきたので、今日はここまでにします。

第1節終了後のおこしやす

気がつけば

前回ブログを更新してから2週間以上経っていました。10連休中に何回か更新できるかと思っていましたが、普段以上に自分が使える時間がなく、全く更新できませんでした。

ブログをこまめに更新されている方は、どのようにして記事を書いておられるのでしょうか?

秘訣を教えていただきたいです。

 

それはさておき、関西サッカーリーグ第2節が迫ってまいりました。今更ながらですが、おこしやすの第1節を見た感想です。

 

第1節のスタメン

 

この試合、淡路島で行われたことなどから、現地で観戦することができず、YouTubeで配信されるKSL TVで見ました。

まずはリーグ戦第1節のスタメンの並びから。

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スタートは4-3-3もしくは4-1-4-1でした。

今シーズン最初の公式戦だった京都FA杯京都府警戦と同じ並びです。

 

ただ、しようとしているサッカーには違いがあったように感じました。

 

京都府警戦では、両サイドのMF(この試合では、左エリック、右森崎)がライン際に張り、幅を取ろうとしていたと思います。

攻撃の際は、相手DFラインの裏を狙うよりも、SBからパスをつないで、サイドチェンジを交えつつ、サイドの深い位置からクロスを入れることが多かったと思います。

昨シーズンの終盤は、ラインを高くして相手DFラインの裏にボールを入れ、そのボールを高い位置で回収してサイドハーフから攻撃を仕掛けていたので、この試合では昨シーズンのサッカーとは違うサッカーをしようとしていると感じました。

 

一方、St.Andrew'sFC戦では、相手DFラインの裏、特におこしやすの右サイドにロングボールを入れるのが目立ちました。

St.Andrew'sFCは前からプレスをかけてきますし、DFラインも高めだったので、その裏を狙うのは効果的だったと思います。

その点では昨シーズンのサッカーと似ていましたが、この試合ではサイドを使う意思が強く感じられ、やはり昨シーズンとは違うサッカーを志向していると思いました。

 

〜前半〜

先制点の入った前半13分頃から前半40分頃からまで、1トップのイブラヒム選手が右サイドに流れ、空いたスペースに勝又選手、高橋康選手が入って、イブラヒム選手あるいは森崎選手からの右クロスに合わせる形が何度も見られました。

先制点は、イブラヒム選手が右サイドに流れ、クロスを入れたのに対し、相手がクリアしきれなかったボールを森崎選手がミドルシュートで決めてくれました。

相手がクリアしきれなかったのは、高橋康選手がゴール前に入り、それを相手がマークしようとしたためだと思います。

また、3点目は、勝又選手が左からクロスを入れた際、ニアに入ったイブラヒム選手に相手がついていき、空いたファーポスト付近に入った森崎選手がシュートを決めました。

サイドからの攻撃、特に右サイドからのクロスは何度も見られたので、意図的に狙っていた攻撃パターンなのだとと思います。

 

前半終了近くには、点差が開いた影響もあるのか、時折おこしやすのプレスが緩くなり、前半終了間際の時間帯辺りから、相手に速いテンポでボールを繋がれ、ゴール前にクロスを入れられるシーンがたまに見られるようになりました。

 

〜後半〜

とはいえ、特に問題はなく、後半も、立ち上がりはおこしやすが相手陣内に押し込む展開。

特に後半開始10分過ぎまでは、DFラインの清水、脇、内田の3選手を除く7人の選手がプレスをかけて相手に自由を与えないシーンがあるなど、狙いどおり積極的な守備ができていたように思います。

この守備がイブラヒム選手のロングシュートにつながりました。

 

その後の選手交代で、後半20分頃にはこのような並びになりました。

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後半24分には、ゴールキックをイブラヒム選手が競り、こぼれたボールを山本選手が左からクロスを入れ、中央に走り込んだ守屋選手が触り、流れたボールをファーに走り込んだ高橋俊選手がゴールに蹴り込みました。

複数の選手が絡んでパスをつないできれいに崩したゴールでした。

後半は、イブラヒム選手は前半ほど左右に流れてくることはなく、中央でボールをさばいていました。イブラヒム選手の動きからして、チームは意図的に前半と後半で攻め方を変えたのではないかと思っています。チームの成長を感じます。また、前半も後半も、ワントップ後方のオフェンシブなMFがゴール前に頻繁に上がり、攻撃に厚みがありました。この辺りが、おこしやすの今シーズンの売りになるのでしょうか。点を取る意思、型が見られて、楽しいです。

 

その後、後半28分になる少し前からフォーメーションが4-4-2に変わります。

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さらに、後半33分に澤口選手がイブラヒム選手と交代でピッチに入ります。

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それまでCBだった脇選手が本職のFWに入りました。

 

中央を固め、前からのプレスを強めて、試合を無失点で終わらせるためにシステム変更や選手交代をしたのかな、と思いました。その正確な意図は何だったのか知りたいです。

 

ただ、残念ながら、おこしやすは後半40分に失点してしまいます。

失点のシーンだけ見れば、相手が打ったシュートが他の選手に当たり、ゴール前にいた別の相手選手の前に転がったボールをシュートされたものなので、守備を崩された訳ではありませんでした。

しかし、試合終了間際、ゴール前に人数がいたにもかかわらず失点したことが残念でした。

前半終わり頃から、相手が少ないタッチでパスをつないだり、ドリブルを仕掛けてきたときに、時折相手を捕まえるのに苦労している感があり、失点のシーンでも、うまくボールを奪えないままシュートまで持っていかれました。

 

ところで

 

以前に第1節についてのブログで、「前線や中盤の守備が整理されていない。」などと少しネガティブなことを書きました。

 

その後何度かこの試合を見返したのですが、そこまでネガティブな印象は受けませんでした。これまで同様、選手はサボることなく、プレスを繰り返していました。

 

何で最初にネガティブなことを書いたんですかね?

失点シーンの印象が悪かったので、それに引きずられたんですかね?

何にしても、サッカーを観る目がなくて、すみません。

 

おこしやすの第2節がますます楽しみです。

おこしやすのTRM🆚FC岐阜

休む間もなく

 

おこしやすの天皇杯は終わってしまいましたが、下を向いている暇はありません。

 

ということで、4月22日、おこしやすはFC岐阜とトレーニングマッチを行いました。

 

J2チームとのトレーニングマッチといえば、先日行われたツエーゲン金沢戦が記憶に新しいところ。金沢戦では、おこしやすはエリック選手の2得点で勝利しました。

 

京産大戦の敗戦で打ちひしがれていたものの、J2チームとの再戦の結果は気になっていました。チームが敗戦を引きずっていないかどうかも。

 

TRM勝利‼️

 

その結果がこちら!


素晴らしい!

チームには、僕のようなガラスのメンタルの選手はいないことが分かりました。

頼もしいです!

内容がもちろん気になりますが、2-0という結果を出せたことは、チームの勢いを維持する点でよかったのではないでしょうか。

 

金沢戦では、おこしやすがリーグ戦開幕前なのに対し、相手がリーグ戦を戦った直後だったので、結果は割り引いて考えなければなりませんでしたが、今回は、どちらも公式戦の直後なので、ほぼ五分五分のコンディションの下での試合でした。

 

FC岐阜の出場選手は、当然ながら、前日のサブメンバーが中心です。

対するおこしやすはどうだったのでしょうか?全社の予行演習とばかりに、連戦の選手はいたのでしょうか?

 

得点者を決めてくれた高橋俊選手。

昨シーズンは、右サイドのチャンスメーカーという印象でしたが、今シーズンは、リーグ開幕戦でも途中出場ながら得点を決めており、得点を決められる選手に進化中ですね。

サバン選手。中盤のどのポジションの選手なのかまだ分かりませんが、点を取ることができるMFは貴重ですよね。早くそのプレーを見てみたいです。

 

NEXT MATCH

 

おこしやすの次の試合は、4月27日、立命館大学とのTRMです。

見にいきてぇ!