おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすの第2節🆚関大FC 2008戦

関西サッカーリーグ第2節

5月18日と19日、関西サッカーリーグ第2節が行われ、おこしやすは関大FC 2008と対戦しました。

観戦前から、何か緊張するな〜、と思っていたら、よく考えれば、僕にとってこの試合がおこしやすのリーグ戦初観戦でした。

 

試合会場

試合会場は、太陽が丘球技場B。

太陽が丘運動公園は、京都府宇治市の郊外に広がる複合スポーツ施設です。

球技場のほかに、陸上競技場、プール、野球場など色々なスポーツ施設があります。近いうちに通年のアイスリンクも併設されるようです。

 

球技場Bの様子

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座席はなく、芝生に座って伸び伸び試合を見ることができます。

 

スターティングメンバー

 

並びはこんな感じかと。

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第1節からはかなりの変更がありました。

一番大きな変更点は、脇選手が本職のFWに入ったことですね。あと、GKが三宅選手から本吉選手に。ケガの影響でしょうか?

田中選手はリーグ戦初出場、澤口選手、柿木選手、山本選手、エリック選手は初スタメンですね。

 

試合経過

関大FC 2008は4-4-2の並び。3ラインはコンパクトで、DFラインを高く保ちます。

おこしやすもDFラインは高めなので、ゴールキック時にはお互いの選手が密集します。

 

前半

強風が舞っていて、ゴールキックが飛びづらい様子でした。

 

開始早々、柿木選手のフリーキックから、おこしやすが攻め込みます。


この後も、関大FC 2008がチャンスを作ることはあるものの、基本的にはおこしやすが相手陣内に攻め込むシーンが多く見られました。

 

【前半19分】

クリアボールを受けた脇選手がエリック選手にボールをつなぎ、エリック選手がドリブルでゴール前に持ち込みます。

 

コーナーキックは柿木選手が担当。

 

関大FC 2008は、ボールが後ろに下げることが少なく、センターライン付近からでもドリブルでボールを運ぶ攻撃がよく見られました。

 

【前半25分】

左サイドで守屋選手のパスを受けた山本選手からゴール前のエリック選手へとボールが渡りますが、ヘディングヒットせず。

 

続けてチャンスがありました。

 

前半終了10分前頃から、相手のMFとDFの間が開いてきたように感じましたが、得点はなく前半終了。

 

後半

後半開始から2人交代がありました。

 

並びはこんな感じかと。

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後半も強い風が舞う中、おこしやすが立ち上がりから押し込みます。

 

【1分】

サバン選手のミドルシュートは枠を捉えられず。

 

【10分】

MFとDFラインの間で受けた脇選手のミドルシュート

 

【11分】

守屋選手がドリブルで持ち込みシュート。

 

この流れでおこしやすが先制します!

澤口選手からのアーリークロスを勝又選手がきれいにヘディングで決めてくれました!

勝又選手のニアポスト側には山本選手(と思いますが自信ありません)が詰めて、相手を引きつけていました。ナイスゴール!

 

が、しかし、先制したのもつかの間、追いつかれます。

【後半23分】

左サイドから上げられたクロスからのオウンゴール

 

そのすぐ後に、小久保選手が脇選手に代わってピッチに入ります。

 

続けて高橋俊選手が山本選手に代わって入ります。

 

この日は、選手の入れ代わりはあっても、基本的なフォーメーションの変更はなかったと思います。

交代後の並びはこんな感じかと。

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この後もおこしやすは攻め続けました。

 

【30分】

高橋俊選手が右サイドからドリブルで切れ込みシュート。

 

【38分】

澤口選手からのロングフィードを、ゴール前にいた小久保選手が落として、勝又選手がシュート。

澤口選手のスローインを受けた高橋康選手がスルーパスを出し、これを右サイドで受けた高橋俊選手がクロスを入れ、中にいた守屋選手がシュート。

 

などなど。

最後はCBの内田選手が相手ゴール前に上がり、パワープレーで点を取ろうとしましたが及ばず、1-1の引き分けに終わりました。

 

この日のおこしやすは、アバウトでいいから、相手DFラインの裏に走る脇選手にボールを入れ、そのセカンドボールを拾って攻撃するのを意図しているように見えました。

これまでに見た京都府警戦とも、St.Andrew's FC戦とも、ボールを前に進める方法が違っていたと思います。

関大FC 2008は、DFラインを高くしてくる上、第1節の阪南大クラブ戦を見ると、MFてDFの間が開き気味の様子が見受けられたので、それを狙った戦術だったのかと思ってます。その狙いからすれば、アバウトでもDFラインの裏にボールを入れるのは効果的だと思いますが、この試合では狙いどおりにいかなかったところでしょうか。

 

雑感

やはりJFL昇格という目標から考えると、勝てなかったことは残念です。関大FC2008もよくトレーニングされた好チームで、おこしやすは基本的にはボールを保持して相手陣内でゲームを進めることはできていましたが、相手ディフェンスを崩すシーンは決して多くはありませんでした。

攻撃の第1の選択肢が、DFラインの裏に抜けるワントップにボールを入れることだったので、相手に対策されやすかったのかもしれないと思いますし、ワントップにボールが入った後のフォローがうまくいってなかったのかもしれないと思いますが、映像を見返して確認することができないので、気のせいかとも思います。

守備はいつもどおり、DFラインを高くして、相手の前で積極的にボールをカットする狙いがはっきりしていて、見ていて気持ちがいいです。

相手を押し込むことが多く、相手の前でボールをカットしようとすれば、カウンターを受けて失点するリスクは高まるのはやむを得ないかと思います。

勝てなかったのは残念でしたが、おこしやすの選手たちが積極的なサッカーを見せてくれたこと、失点の後も、気持ちを切らさないように声を掛けあう姿を見て、万障繰り合わせて試合を見に来てよかったと感じました。

 

注目選手

交代で入った選手に目を引かれる選手がいました。

23 FW小久保選手

期待の大卒ルーキーが第2節で早くもデビューしました!

脇選手と交代で入り、同ポジションでプレーしました。脇選手が強引に突破を仕掛ける選手であるのに対し、相手の出方に応じてプレーする選手という印象でした。裏に抜けることもできるし、ヘディングで競ることもできるし、身体もそこそこ強い万能なタイプのFWだと感じました。ぜひブレイクして、点を取りまくってほしいと思います。今後の活躍に期待大です。

 

19 サバン選手

おこしやすが誇るガーナ人選手の1人である同選手。この試合では、柿木選手に代わり、後半開始から中盤の底に入りました。

とにかくボールを奪うのが上手いです。相手との距離を素早く詰めて、ボールを刈り取っていました。身体能力も高いのか、DFラインの前で壁になってました。

この日は、攻撃面では目立った活躍はありませんでしたが、今後チームにフィットしてきたときのプレーが楽しみです。

 

次の試合は…

さて、次のリーグ戦は、アルテリーヴォ和歌山戦です。昇格を争うライバルだけに、負けたくないです。

試合は、第2節と同じ、太陽が丘球技場B。

14時キックオフです!