おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやす2021🆚関大FC2008

勝ちました!

 

関西サッカーリーグは、5月15日に第3週が行われ、五色台グラウンドで関大FC2008と対戦したおこしやすは、4-0で勝利しました!

 

おめでとうございます!

ありがとうございます!

 

僕は、この試合、所用のため、グラウンドへ行くはおろか、リアルタイムで試合を見守ることすらできませんでした。

 

その日の夜、YouTubeで中継されたストリーミング映像で、おこしやすの勝利を見届けました。

 

では、早速試合の模様を書き記していきます。

 

スタメン

 

並びはこんな感じでした。

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GKは引き続き真田選手。

DFラインには左SBで瓜生選手がスタメンです。

MFは不動のメンバーですね。

FWはイブラヒム選手と高橋選手の2トップ。高橋選手はトップ下というよりは、左右に自由に動いて、ボールを収める働きをするようなイメージでした。

 

試合経過

 

試合は、風上を取ったおこしやすが押し込む形で進みます。

前半5分には、真田選手を除く全選手が、関大FC陣内でプレーする状況が見られました。

この日の風はかなり強く、風下の関大FCは大きくクリアできず、苦しんでいる様子でした。

 

先制点は幸運な形でもたらされました。

 

おこしやすの左からのCKを高橋選手が蹴り、相手がクリアしようとしたボールが後方に飛び、別の選手の頭に当たって、ゴールに入りました。

そこまで際どいボールではなかったので、関大FCにとってみれば、アンラッキーとしか言いようがありませんね。

 

しかし、先制点はどんな形でも取ったもの勝ちです。

この得点は、おこしやすに更なる勢いをもたらしました。

 

その後もおこしやすのプレッシングが効いて、おこしやすが主導権を手放すシーンはほぼありませんでした。

攻撃も、サイド突破からのクロスあり、アーリークロスあり、中央へのスルーパスあり、ミドルシュートありと、色々な形を見ることができました。

 

これだけ攻めていながら点が取れないと痛い目を見るのがサッカーの常。

しかし、おこしやすは、きっちり前半のうちに追加点を取ることができました!

 

この得点の特筆すべき点は2点。

攻撃のスタートが、榎本選手の右サイドへの正確なロングフィードであること、CKからの流れではなく、タイミングをずらして上がってきたDFの瓜生選手がゴールを決めた点です。

もちろん瓜生選手のシュートが、コースをよくコントロールした美しいミドルシュートだったことは言うまでもありません。

 

瓜生選手が余裕を持ってミドルシュートを打つことができたのも、おこしやすが押し込んで、関大FCが下がらざるを得なかったことによるものですね。

 

関大FCにとっては、2点ともダメージが残る失点だったのではないでしょうか。

 

前半はこのまま終了。

 

後半は、おこしやすが風下に回るので、どのように逆風対策を取ってくるのか注目でした。

 

後半は交代なくキックオフ!

 

後半もおこしやすが押し込む形でゲームは進みます。

 

この試合では早めに交代がありました。

高橋選手→青戸選手。

 

風下で押し込まれることを想定しての交代でしょうか?

それとも予定通りの時間帯での交代でしょうか?

青戸選手は、もちろんそのままFWの位置に入ります。

 

その後も、真田選手はキック力があるし、基本的に押し込んでいるのでロングボールでクリアするシーンが少ないしで、おこしやすは逆風の影響をさほど受けることなく試合を進めます。

 

そして、追加点です!

 

清水選手の右サイドへのパスから、稲垣選手と萩原選手で右サイドの突破を試みますが、コンビネーションが合わず、相手にボールが渡るものの、相手の中途半端なボールを貫名選手が回収。

よこの清水選手へのパスから、清水選手が浮かせたボールを相手DFラインの裏に出し、再び走り込んだ萩原選手が1人かわして、中央に折り返し、青戸選手が流し込んでゴール!

 

ここで選手交代。

稲垣選手→守屋選手。

 

更に選手交代。

イブラヒム選手→後藤選手。

 

まだ攻撃の手を緩めるなというメッセージですね。

どちらの選手も、それぞれ交代した選手のポジションに入っていたと思います。

 

この終盤の時間帯に、スピードのある守屋選手と後藤選手を投入できるのは大きいですね。

 

守屋選手と後藤選手はすぐに結果を出します!

 

後藤選手は、イブラヒム選手に比べて、やや低い位置でプレーしているように見えました。

後藤選手は相手選手4人を引き付けてからの突破。

痺れました。

 

ゴールエリア前やや右にいた青戸選手が左へ流し、清水選手が更に左に流し、走り込んだ平石選手の前を通って、最後は守屋選手が仕上げました。

 

ドリブル突破といい、ゴール前の人数といい、今シーズンのおこしやすが目指す攻撃の形が見えました。

 

ここからは守備を固めます。

瓜生選手→西村選手。

 

西村選手はそのまま左SBに入りました。

それと同時に、後藤と守屋選手がポジションを入れ替えます。

 

更に貫名選手→戸田選手。

 

戸田選手はCBに入り、小久保選手が1列前の守備的にMFの位置にあがります。

 

最後の並びはこんな感じ。

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そして、そのまま試合終了。

 

雑感

 

一言で言って、文句のつけようがない試合でした。

僕が今まで見てきた中で、一番の出来の試合でした。

いや、勝った試合はいつもそう思うんですけどね。

 

選手の戦う姿勢、運動量、サイド攻撃、DFラインからのビルドアップ、交代選手の効果的な働きなどなど、よかった点を挙げるとキリがありません。

結果も伴い、最高の結果と言えましょう。

 

気になる選手

 

榎本選手

先にも書きましたが、この試合では、榎本選手の左右SBへの正確なロングフィードが攻撃の起点になっていました。

CBからのビルドアップは、今までのおこしやすにはなかった新たな武器です。

昨シーズンも、このロングフィードを見せてくれていたのかもしれませんが、そこまで効果的なフィードだった印象はありませんでした。

僕の見る目がなかったと言われればそれまでですが。

 

チームとして戦い方が整理され、榎本選手の能力をより活かせるようになったと思っています。

榎本選手個人としては、高さもあるし、攻め込まれても落ち着いてるし、戻りも早いし、爽やかだし、中心選手の1人として存在感抜群です。

 

貫名選手

個人的に不思議な選手だと思っています。

常にパスコースを作る動きをしていて、そのせいだと思うのですが、後ろの方にも、前の方にも顔を出していて、ピッチ上のあらゆる場所で姿を見ます。

派手なプレーはないけど、頻繁に姿を見かける。

それでいて、時にスルーパスも見せてくれるので、不思議な選手のイメージがあるんでしょうね。

志向するサッカーからして密集する傾向のあるおこしやすにとって、必要不可欠の選手だと思います。

貫名選手の目立たないけど目立ってるプレーが増えれば増えるほど、おこしやすの調子は上がっていくことでしょう。

 

次の試合

 

次の試合は、天皇杯1回戦・🆚アルテリーヴォ和歌山戦です。

5月22日、紀三井寺公園陸上競技場で13時キックオフです。

リーグ戦で引き分けた相手に次は勝ち、サンフレッチェ広島への挑戦権を得たいです!