おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすの第7節

勝ちました!

6月30日、関西サッカーリーグ第7週が開催されました。
おこしやすは、兵庫県加古川市内にある日岡山公園グラウンドで、バンディオンセ加古川と対戦しました。

日岡山公園グラウンド
http://kansaisl.jp/stadium/hyogo/hyogo_hiokayama

この試合は、現地に観戦に行くことができました!

この日、大阪は朝から雨模様で、日岡山に向けて出発するときには、強い雨が降っていました。
なので、万全の雨対策をして、びしょ濡れになる覚悟を決めてグラウンドに行ったのですが…

現地に着いてみると、雨は止んでおり、時折青空が顔を覗かせるほど。

拍子抜けもいいところでした。

試合経過

スタメンはこちら。

並びはこんな感じかと。

前節からは、高橋康選手→柿木選手、瓜生選手→青木選手が変更になっていました。
柿木選手は移籍後初スタメンです。

前半

試合は、おこしやすがいきなり先制しました。

脇選手の落とし、守屋選手の近い距離でのフォロー、低い弾道のクロス、これにピタリと合わせた山本選手のヘディングと、各選手のプレーがキレイにかみ合った素晴らしい得点でした。
今シーズンで一番見事な1点だったのではないでしょうか。

この後は、おこしやすが勢いに乗って、前からプレスをかけ続けます。

そのおかげか、おこしやすの追加点は、早い段階で生まれました。

15分
右サイド、澤口選手が相手のドリブルを止めて、こぼれたボールが前にいた守屋選手に渡り、守屋選手が縦パスを入れる→前で相手DFと競り合った脇選手がドリブルで突破し、ペナルティエリア中央へクロスを入れ、待ち構えていた勝又選手がヘディングでゴールを決めました!

前半終了10分前頃から4-4-2に並びが変わりました。
こんな感じかと。

そして、良い流れから追加点です。

右サイドで脇選手が倒されて得たFKを山本選手が蹴り、ゴールから少し離れた位置にポジションを取っていた田中選手がヘディングで決めました!
田中選手のヘディングからのゴールは、前節でもありました。セットプレーを得意とするおこしやすならではの得点でした。

前半は3-0と、これ以上はない結果で終わりました。


前半の感想

前半のおこしやすは、前がかりになり過ぎることなく、攻守のバランスの良いサッカーを展開しました。得点が取れたことも影響していると思いますが、今シーズンでベストのサッカーを見せてくれたと思います。
得点はどれもヘディングによるもので、特に最初の2得点は、サイドを突破して入れたクロスにドンピシャで合わせたもので、あまりにキレイな得点で驚きました。

後半

後半は4-4-2のままかと思っていたら、再び4-3-3でスタートしました。

後半は、バンディオンセが昨シーズンの優勝チームにふさわしいサッカーを展開しました。
勝又選手と青木選手の間、山本選手と澤口選手の間でパスを受け、前に出る青木選手、澤口選手の裏を狙うようになったと感じました。
バンディオンセの選手が清水選手の横でボールを受ける回数が増えたように見えました。
その結果、おこしやすは押し込まれました。

劣勢を跳ね返すべく選手交代です。

しかし、失点。


この時間帯のバンディオンセは、球離れが早く、何度もサイドを崩そうとしてきて、から攻撃に迫力がありました。

これに対応するためか、おこしやすは更に選手交代を行います。


高橋俊選手は、勝又選手と比べて低い位置から高い位置まで上下動するのが得意なイメージがあります。やや低めのポジションに位置して、バンディオンセのサイド攻撃に対応するのを狙っての交代でしょうか。

続けて選手交代がありました。


最近では定番の交代ですね。この試合では、これまでより遅めの交代になりました。

並びはこんな感じかと。

気のせいかもしれませんが、一連の交代により、バンディオンセのサイド攻撃の勢いを多少なりとも弱めることができたように感じました。

更に選手交代がありました。


後半に交代出場したサバン選手でしたが、後半終了間際に交代となってしまいました。
交代の理由はよく分かりませんが、ややラフなプレーが目立っていたので、それが原因でしょうか?
ピッチを去る際の落ち込んだ様子に胸が痛みました。

小久保選手は、第2節以来の試合目の出場です。この交代で、並びは再び4-4-2になったように見えました。

ところが、この後間もなく、山本選手が、足が攣ったか故障かで、交代となってしまいました。


エリック選手はFWに入り、小久保選手が右サイドのMFに回り、このまま試合終了でした。

後半の感想

後半は、攻撃を修正してきたバンディオンセに苦しめられました。ライン間に顔を出した選手にきっちりボールを出され、サイドを崩そうとする攻撃は迫力がありました。昨シーズンのチャンピオンチームに失礼な言い方かもしれませんが、やはり今の関西サッカーリーグでは、チームの完成度がずば抜けて高いと思いました。

バンディオンセに対し、1点しか許さず勝ち切ったおこしやすを誇らしく思います。当然なのかもしれませんが、1試合ごとに攻守の連携が進歩しているのが分かります。
この試合では、脇選手が空けたスペースに入った勝又選手に斜めのミドルパスを出すシーンがよく見られて、ワクワクしました。
また、結果が出ているので、何も言うことはありません。心穏やかに日々を過ごしています。

注目選手

柿木選手

移籍後初スタメンでいい働きを見せてくれました。攻撃では、再三相手DFラインの裏に飛び出してパスを受け、攻撃を活性化していました。運動量が多く、攻守の切り替えも早いので、守備でも存在感がありました。今後もっと見てみたい選手です。

勝又選手

試合を重ねるごとに、脇選手とのコンビネーションがよくなっているのが、よく分かります。この試合の2点目が、そのことを表していると思います。
勝又選手は、前線で待ち構えるよりも、動きながらスペースを見つけてボールを受けることを得意としているので、おこしやすの攻撃のバリエーションを増やしてくれるFWだと思います。
今後コンビネーションが深まると、どんなワクワクする攻撃を見せてくれるのだろうと思うと、楽しみです。

次の試合は…

リーグ後半戦がスタートです。


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