今週末開幕!
いよいよ開幕が迫ってきました。
地域チャンピオンズリーグ一次ラウンド。
おこしやすがBグループで対戦するチームを知るシリーズも最終回です。
今日は3日目に対戦するクリアソン新宿について書きます。
クリアソンは、地獄と言われる関東サッカーリーグで優勝して地域CL出場してきたチームです。
関東サッカーリーグには、栃木シティ、ブリオベッカ浦安、ボンズ市原などなど、名だたる強豪がひしめいています。
地獄と言われる訳ですね。
クリアソンは、そんな地獄で11連勝して優勝を決めました。
そんなチームが強くないなんてことがあるでしょうか?いえ、ありません。
反語表現を使ってしまうほど、クリアソンは強敵です。
今大会の優勝候補のひとつであることは間違いありません。
フォーメーション
表記上は4-4-2だったり、3-4-3だったりして、よく分かりませんが、基本的には外にウイングを置く3-4-3かなと勝手に思ってます。
特長
得点力が極めて高いです。
緩い守備をしたら、確実に複数失点しますね。
パスの方向は、ほぼほぼ縦という印象です。
そのボールを前のフォワードが収めて、サイドに開き、サイドからは早いタイミングでクロスが入ります。
あるいは、ディフェンスラインでボールを回し、サイドの選手に長いボールを入れ、そこからのクロスというパターンもあるでしょうか。
前で収めるにしろ、後ろで持つにしろ、クロスが入るまでの間に、中盤の選手は高い位置を取ります。
クロスが入ったときには、ペナルティエリアの中又はその近くに6〜7人の選手がいます。
なので、クロスをクリアできたとしても、セカンドボールを拾われて、二次、三次にわたって攻撃を受けますし、ミドルシュートも躊躇なく打たれます。
それに、セットプレーも得点源にしているでしょうか?
恐ろしいです。
守備については、それほどコンパクトに守る印象はありませんが、前からプレスに行くときと、下がってブロックを作るときを使い分けている感じでしょうか?どうでしょうか?
注目選手
大谷真史選手
1トップなのか、2トップなのか、よく分かりませんが、キープ力と決定力を兼ね備えた大型FWですね。
モンテネグロ1部リーグ、グルージャ盛岡などに所属したことのある選手です。
今シーズンはリーグ戦で8ゴールと結果を残していますし、ボールを持ってほしくない選手です。
岡本達也選手
大谷選手と共にトップの位置に入るストライカーです。
磐田、水戸、鳥取に所属していた選手です。
今シーズンは12ゴールを挙げ、チームのトップスコアラーに輝きました(リーグ全体でも2位)。
大谷選手よりは動いてボールを受ける印象がありますが、キープ、シュートとも、大谷選手に引けをとらない怖い選手です。
シュートは打ってほしくない選手です。
森村昂太選手
フォワードなのか、ミッドフィールダーなのか分かりませんが、森村選手も前線で攻撃を組み立てる選手です。
FC東京を皮切りに、水戸、北九州、福岡のJクラブを渡り歩き、昨シーズンまで町田に所属していた、バリバリの元Jリーガーです。
森村選手のプレーを見ていて一番恐ろしいのが、セットプレーです。
特にコーナーキックはゴールの匂いがプンプンします。
ボールを蹴ってほしくない選手です。
クリアソンには、この他にも、柏、Fマリノス、鳥栖で活躍した小林祐三選手、森村選手を上回るアシストを記録した 樋口裕平選手ら錚々たるメンバーが揃っています。
おこしやすとしては、相手が前に出てくるのを受けてしまうと、間違いなく押し込まれてシュートを浴びることになるので、積極的に前に出て、主導権を握りたいところです。
相手の強力な攻撃陣に対しても、厳しく当たって、楽にボールを持てないようにしたいですね。