おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすライフの始まり

チームを好きになる理由

サッカーチームを応援する人には、それぞれそのチームを好きになった理由があると思います。特定の選手のことが好きで、その選手が所属するチームを応援する人もいれば、地元にあるチームなので応援する人もいるでしょう。

翻って自分がおこしやす京都を応援する理由を考えてみると…「全社」のせいなんです。

 

今シーズンの全社

全社とは

僕がおこしやすに注目し始めた2018年10月初旬は、ちょうど関西サッカーリーグのリーグ戦の日程が終了し、「全社」がもうすぐ始まろうとする時期でした。

「全社」とは、全国社会人サッカー選手権大会のことで、全国の9地域リーグから32チームが集まって行われるトーナメント大会です。関西サッカーリーグからは、おこしやすとともに、バンディオンセ加古川阪南大クラブFC TIAMO枚方高砂ミネイロの合計5チームが出場しました。

 

おこしやすの勝ち上がり

今シーズンの全社は、おこしやすにとって、その後の命運を決する、とても重要な大会でした(なぜ重要だったのかについては、後日書こうと思います。)。

それにもかかわらず、おこしやすは「死のブロック」に入ってしまいました。

1回戦は、元鹿島の岩政選手が所属し、関東サッカーリーグ3位の東京ユナイテッド。同じブロックには、東海サッカーリーグ優勝の鈴鹿アンリミテッドC大阪、川崎などでプレーした「デカモリシ」こと森島選手らを擁し、関東サッカーリーグを圧倒的な成績で制した栃木ウーヴァが入っていました。

結構絶望的な組合せじゃないですか。当時、僕はおこしやすの実力も、他チームの戦力もさっぱり知りませんでしたが、あきらめてました。そんな何回も力が同じか上のチームに勝てるかいな、と。

ところが、おこしやすは見事に僕の思いを裏切り、上に書いた各チームに勝って、準決勝まで進出し、その後に続く道を切り開きました。この大会は、勝ち上がれば5日間連続で試合を行うことになる過酷な大会にもかかわらず、次々と難敵を倒して運命を切り開くチームの姿に素直に感動しました。この大会にはほとんど中継はなく、ツイッターで経過を知ることしかできませんでしたが、それでも軽く泣けるくらい、心を打たれました。

10月半ばから11月半ばの時期は、地域リーグ界がJFL昇格に向けて盛り上がる時期です。そんな大事な時期に選手が頑張って結果を出すのを見たら、応援しない訳にはいかないじゃないですか。

そんな具合に、僕のおこしやすライフが始まったのでした。