おこしやす京都AC ともにJFLへ

僕のおこしやすライフ

関西サッカーリーグ(KSL)からJ昇格を目指す「おこしやす京都AC」。チームの奮闘ぶり、下部リーグならではのエピソードをファン目線で書き綴ります。

おこしやすを去る選手8

澤口選手引退

 

またおこしやすを離れる選手の発表がありました。

 

澤口選手の引退です。

 

 

澤口選手のコメント

こんにちは。
澤口雅彦です。

 

この度、サッカー選手を引退する事になりましたのでご報告します。

 

10歳から始めたサッカーを辞める決断をするのは少し時間がかかってしまいました。
3歳年上の兄とボールを蹴って遊んでいたのがきっかけでしょうか。そんな遊びの一部だったサッカーが、少年の未

に校庭に出てサッカーをし、学校から帰った後も、公園や家の前でボール蹴っていました。

何度隣の家の塀を飛び越えてボールを取りに行ったことか‥‥。

 

中学校では神栖第二中学校サッカー部に所属し、先生方にいろいろご迷惑をお掛けした事もありましたが、熱心に指導して頂きました。
ありがとうございました。

 

鹿島高校に進学し、サッカーの見え方や視野が広がり、沢山の事を吸収できました。
全国大会での経験は今でも覚えていて強く記憶に残っています。
先生方、今でも応援してくれる仲間達、ありがとうございました。

 

流通経済大学では、厳しさ、サッカーの本質、人間性も成長させて頂きました。
プロのサッカー選手に導いて頂いた事、感謝しております。ありがとうございました。

 

プロ一年目を過ごしたFC琉球
茨城から遠く離れた沖縄で、初めてのプロ生活は、不安と期待が混ざり合った中での生活でしたが、貴重な経験ができた一年でした。サポーターの方にも応援して頂き、初めてプロを感じさせてもらった瞬間でした。
応援ありがとうございました。
当時はJFLでしたので、Jリーグはまだ遠い存在だと思っていましたが、Jリーグで躍動しているFC琉球に喜びを感じています。
これからも応援しています。

 

そして、ファジアーノ岡山
社長をはじめ、GM、フロントスタッフ、10年間という長い期間、私の夢を叶えて頂きありがとうございました。
悲しみ、喜びを沢山のサポーターと一緒に共感できた事は、私の財産です。
3人の監督、コーチングスタッフ、トレーナー、良い時、悪い時も、共に闘えた事を誇りに思っています。
スポンサーの皆様、サポーター、岡山で出会った方々、皆さんとの出会いがサッカー選手として持つべき責任、覚悟を生み、プロサッカー選手として成長させてもらいました。
ありがとうございました。

 

おこしやす京都ACのみなさん。
2年間という短い期間でしたが、サッカーがしたいという私の想いを叶えて頂きありがとうございました。純粋な気持ちでサッカーをすることができた時間でした。
JFLに昇格すること応援しています。

 

最後に家族へ。
「サッカーしよう」という私の言葉を一度も断らなかった優しい父。
公園や庭で毎日のように練習に付き合ってくれてありがとう。
小さい頃からサッカーの試合についてきてくれた母。
泥だらけのユニホームを毎日洗ってくれてありがとう。
サッカー選手になった私を1番喜んでくれた兄。
試合に勝った時はすぐ連絡をくれて、負けたり、プレーが良くなかったりすると、気を遣って連絡を控える優しい兄。
いつも応援してくれてありがとう。
どんな時もブレない妹。
時に指摘してくれる言葉は、私を軌道修正してくれる貴重な存在です。ありがとう。

 

スタジアムによく来て応援してくれた6歳の娘。90分間試合を観るのは大変だったと思うけれど、声を出して頑張って応援してくれたね。
試合後、手を振ってくれた姿はとても可愛かったな。
引退するにあたって、サッカーを続けるか迷っている私に「辞めたら?」と言ってくれました。
強い女の子に育ちました。
ありがとう。

 

関西リーグ最終節の朝に産まれた息子。
その日の試合のコンディションは崩れ、大変でした。忘れられない一試合になったよ。
サッカーボールに興味が出てきだしたタイミングでの引退は少し残念だけど、誘ってくれたらいつでも付き合うよ。

 

そして妻。
一緒に戦ってくれてありがとう。
気分の良し悪しがある私を支えてくれて感謝しています。
サッカーしている姿がカッコよくて好き。と言ってくれていた妻には伝えるのがとても辛かったけど、サッカーを引退してもカッコいいと言ってもらえるように頑張ります!!

 

最後になりますが、今までピッチで共に戦ってきた仲間に感謝します。
ありがとうございました。

 

これからのサッカー界の発展を祈ってます。
子供達に夢を与え、人々を幸せにするサッカー界であり続けて下さい。

 

本当にありがとうございました

おこしやす京都AC公式サイトより)

 

引退が発表されたときに、このコメントを読み、今、この記事を書くために、もう一度読み、また目頭が熱くなることを禁じ得ません。

 

澤口選手のサッカー、周囲の方々に対する想いが伝わってきます。

 

サッカーを愛する気持ちって、プレーに現れるものなんですね。

コメントから伺われる澤口選手の姿は、おこしやすで見せてくれた数々のプレーから受ける澤口選手の印象と全く同じでした。

 

澤口選手がどれほど真摯に、熱い気持ちでサッカーに向き合っていたのか、よく分かりました。

 

澤口選手、おこしやすに来てくれて、本当にありがとうございました。

引退後の人生でも、ご活躍されることを期待しています。

 

酒井選手移籍先決定

 

そして、先日退団が発表されていた酒井選手の移籍先が、アヴゥントゥーラ川口に決まりました!

 

 

アヴゥントゥーラは、埼玉県川口市をホームし、今シーズン関東サッカーリーグ2部に昇格したクラブです。

トップチームには、伊藤優汰選手、柱谷幸一テクニカルアドバイザーが在籍しており、京都とゆかりのあるチームですね。

 

アヴゥントゥーラもJリーグ入りを目指されているとのことなので、必ずや酒井選手が力になってくれることでしょう。

 

酒井選手のご活躍を期待しています。

 

ところで

 

で、おこしやすの加入選手の情報は…?

他チームはトレーニングマッチをこなそうという時期に、一切情報がないというのは…?

常識的に考えて、悪い事態なのではないですかね…?

心配な日々が続きます…